Cobra BlackFinチームが、PS VitaでP2Pを利用してバックアップ起動を実現するCobra BlackFinの今後の計画を公表していました。今までは限りなく黒に近いグレーだなと思っていたところですが、白成分が薄れて限りなく深い黒が美しく映えるようになりました。
[Cobra BlackFin値下げ]
Cobra BlackFinに含まれているのは以下です。(USBケーブル除く)
・BlackFinカードリーダー
・BlackFinゲームカードエミュレータ
・BlackFin USBドングル
(今までもそうだったのかわかりませんがUSBドングルは「Bluetooth LE(低消費電力版) USBドングル」とされています)
このセット価格は89.99米ドル(約9000円)ですが、ゲームカードのバックアップができるBlackFinカードリーダーの省いたライトバージョンを設定し、価格を69.99ドル(約7000円)と発表しました。
もうこうなると明らかに違法コピー起動を主目的とした製品です。
しかもアジアのBlackFinサーバーに集まった匿名協力者からのゲームリストなどど称してゲームタイトルリストなんかも掲載しています。(ここでは載せません)
[Androidサポート]
現在PC要らずでCobra BlackFinが利用できるように、BlackFin Bluetooth LE USBドングルを介してAndroidデバイスと接続して使用するためのAndroidアプリを開発中とのこと。PCが不要になることにより、出先でもCobra BlackFinを気軽に使えるようにすることが目的のようです。
[汎用microSDカードリーダーサポート]
microSDカードを専用のBlackFinフォーマットにしたり、VitaのバックアップISOをPCでBlackFinアプリケーション経由で転送する際、BlackFinカードリーダーを使用せず汎用のmicroSDカードリーダーが使えるようにする計画も発表されました。
[日本語・中国語のUnicode対応]
ISOのファイル名に日本語が使えるようになるようです。
そもそもが違法性を問われかねない製品でしたので、自己所有ゲームのバックアップが出来ることは市場に存在するための最低条件だと思いますが、それをCobra BlackFinチーム自ら捨てるのは大きな問題です。
一瞬『筐体に使っている樹脂の色が、ややグレーぽい色→漆黒に近づく』と思ってしまった……