wololo.netで、PS Vita向けのHomebrew開発環境が有志の手によって整えられつつあることを伝えていました。
Yifan Lu氏がPS Vitaのオープンソース開発環境作成を呼びかけたことがきっかけでVitaシーンが動き始めました。この後に早速173210氏がSDKを作成してくれました。彼の行動力には頭が下がります。
173210/psp2sdkhttps://t.co/S8m1dEl45o
An open-sourced SDK for PSP2, aiming to integrate with devkitARM— 173210 (@173210) June 5, 2015
この話を記事にしなきゃなぁと思いつつリアルライフが超多忙で10日以上放置してしまいwololo氏に記事化の先を越されてもなお手が付けられませんでした。173210氏の活躍ですのでおおっぴらに公表したかったのですがすいません。SDKのソースコードは
https://github.com/173210/psp2sdk
で公開されています。
その他、開発に必要なもう一つの要素であるプログラミングツール集もVita-Toolchainとして
https://bitbucket.org/cirne/vita-toolchain/src
に公開されています。
発売後長い間PSPの資産でVitaのhomebrewシーンが進んできましたが、これでようやくVitaのネイティブハックシーンへと舵が切られ始めました。今後の進展に期待しましょう。
なお、Vitaシーンは完全に自作コード(=Homebrew)起動の方向に進んでいます。違法コピー起動に繋がりかねないバックアップ起動に関しては全く進展がありません。
[追記]
wololo氏のところでpsp2sdkのバイナリデータを配布すると発表していました。Githubのソースコードと連携するので常に最新版がダウンロードできるそうです。
http://wololo.net/downloads/index.php/download/8311
PSOneのサポートにも全く進展はないのでしょうか?