wololo.netで、 qwikrazor87氏がTotal_Noob氏の開発したePSP向けのPSOneローダー用カスタムファームウェアCEF TN-Xを改良したTN-X v2 Modをリリースしたことを伝えていました。
そもそもTN-Xのメイン機能の一つである、Vita自体の持つ機能を流用したスクリーンショット機能には電子透かしが入っていたため批判を浴びたTotal_Noob氏は電子透かし機能をなくしたバージョンのTN-Xをリリースしていたそうです。それを更に改良したのがqwikrazor87氏のTN-X v2 Modになります。
それくらいの話なら目くじら立てる程のことはありませんが、N-X v2 Modリリースの元記事を書いているThe Z氏の、Total_Noob氏への微妙な批判(嫌味系)の混じった文章の意図がよく分かりませんでした。
私と同じようにThe Z氏が何のことを言っているのか最初分からない、そんな方が多いのではないかと思います。この背景にあるのはVitaシーンのゴタゴタです。
TN-Xには、簡単に言うと「ブラックリストと一致したらメモリースティックのコンテンツを消してしまうコードが忍ばせてあった」のです。ブラックリストは気に入らない奴のユーザー名、メールアドレス、PSN IDで構成され、現状ではThe Z氏がリストに掲載されてターゲットにされています。
実際The Z氏がTN-Xを起動すると画面が赤くなったりフリーズしたりデータが消えたりすると報告しています。
Reprep氏が直接Total_Noob氏に問いかけたところ、チェック機構を設けてあることを認めたそうです。
1発目のチェックに引っかかると赤画面が出るがこれは特に害はない。
2発目のチェックに引っかかるとメモリースティックを消去する。
ブラックリストは今はThe Z氏のみ。
は?
ファイルを改変するとBrickさせるとか、Gateway 3DSのLauncher.datと同じですな。
Total_Noob氏は元々我の強い人だとは聞いていましたが、表でここまでやるのはちょっとやりすぎですね。ケンカなら堂々と、かつ他の人に迷惑かからない裏通りでこっそりやってもらいたいものです。
開発者ができるのはソフトウェアを弄ることだけだから仕方がない。
# まあ私はみんなオープンソースにしているのでそれもできないんですけどね。