WiiUHaxで、Relys氏がWii Uのインターネットブラウザのexploitを利用してHomebrewを起動させている動画を公開したことを伝えていました。
動画のタイトルは「[Exploit] First Wii U Homebrew Game [Pong] 」、簡単なHomebrewの代名詞となっているPongをexploitを使って起動させることに成功したということです。
Wii Uのネイティブexploitが発見され、それを利用することでWii Uで自作コードを実行できるようになったことが証明されたことになります。
しかし、よく見るとWii Uのブラウザ上でPongは動いています。この「ブラウザ上で動いている」ということの解釈を巡ってこのexploitをネイティブと呼んでいいものかどうかという議論になっています。
ブラウザでアクセスした先のサーバーで何らかの処理を入れているならそれはネイティブとはいわないのではないかというのがその議論の柱になっています。
Relys氏は、このPongで実行しているコードはWii Uのブラウザ内で直接処理をしており、Pong起動中にルーターの電源を切っても(インターネットが未接続の状態になっても)起動し続けるのだと主張していますが、実際詳細を公開している訳ではありません。
個人的には、最近何かと盛り上がりに欠けるハッキングシーンに投じる一石なので、それがネイティブハックであろうがなかろうがFakeでない限り歓迎したいと思っております。
そんなこと言ったらPS VitaのPongなんてROPガジェットの組み合わせですし…
# むしろなぜ今までWii U向けの自作ソフトがなかったのか