天地の門2 exploit by WeeLeds

ツイッターで、WeeLeds氏が3.36 VitaのePSP/PSP向けのセーブデータexploitとして『天地の門2』のexploitを公開していました。

『天地の門2』の公式サイトによると、販売価格は3,909円(税込)で、UMDPassport に対応しており、UMDを持っているのであれば1,028円(税込)です。

PS Vita 最新ブラックリスト(最新FW 3.36)を見ると分かりますが、対策ゲームリスト自体に『天地の門』は存在するものの全リージョンではなかったり、続編である『天地の門2』は存在しなかったりと非常に中途半端な対策の位置付けになっているのが『天地の門』シリーズです。日本版については『天地の門』はUMD版しかありません。

突然のリリースに感じますが、WeeLeds氏がこの時期にリリースしたのには多分訳があります。既にブラックリストに載っているexploitであること、タイミング的に今だと判断した?というところでしょうか。

彼のツイートから『天地の門2』についての情報を集めてみました。

あ、バイナリローダーは改変してないので最新のvitaじゃ動きません

どうせ次期対策濃厚なんで(アジア版1だけ何故か塞がれてる?)

このexploitは対費用効果が悪い
・メモリ確保出来ない(今はできると思うが)
・関数少ない
・セーブデータの仕様上、バイナリローダーの位置と飛ばすアドレスに制約あり過ぎ。

ちなみに天地の門2exploitは近くの掲示板に書き込もうとすると発動します。ただのクラッシュですが武器変えようとしてもクラッシュします。文字列系統ならなんでも行けます

実は『天地の門』についてはWeeLeds氏から2010年の冬くらいに(最初は単なるクラッシュ報告でした)話を聞いておりました。最終的にはVitaがターゲットになり、唯一ダウンロード版が存在している『天地の門2』だけが利用価値のあるexploitとして残っていたのですが、年明けにWeeLeds氏からexploitの公開をすべきか相談を受けました。関数が足らずVHBLには向かないexploitですので、カーネルexploitが存在しているタイミング待ちの方向になっていたと思います。

つまりqwikrazor87氏が3.36向けカーネルexploitを公開したことでその「タイミング」がやって来たと判断したのだと思います。kxploit発動用の、日本のユーザー向けのexploit公開です。ただ、TNやARKをそのままバブルインストールできる状態で公開されてはいないようです。

ちょっとお高いところが微妙なゲームですが、そもそも日本版のPSPダウンロードタイトルは殆どの値付けがそもそもが高いのでそこは割り切りが必要ですね。

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