githubで、zeta0134氏がHomebrew起動が可能な環境のニンテンドー3DSでWi-Fi接続経由でHomebrewを直接ダウンロードするためのユーティリティ3DS Homebrew Browser v0.1をリリースしていました。
ニンテンドーWiiにも同じようなHomebrew Browserというものがありましたが、3DS Homebrew BrowserはHomebrew起動が可能な(v9.2以下で『Cubic Ninja』を使ったninjhaxが実行できる)3DSで起動させることで、専用サーバーに取り揃えられたHomebrewを直接3DSへダウンロードできるようになります。開発者のサイトから自分で探してきてPCでダウンロードしSDカードへコピー、というちょっと面倒な操作の手間が省けます。ないと困るものではありませんが、あると非常に便利なものです。
[使い方]
1) homebrew-browserフォルダを3DSで使っているSDカードの3dsディレクトリにコピーする。フォルダ名は現時点で決め打ちのため、変更すると動作しなくなる。
2) 操作は以下。
十字キーまたはアナログパッドでリストの上下移動、Aボタンでダウンロードするアプリを決定。LボタンとRボタンでカテゴリー(ゲーム・メディア・エミュレータ・ユーティリティ・その他)の変更。タッチパネルでも操作は可能。SELECTボタンで並び替え、Xボタンでデバッグコンソールを上画面に表示。
WiiのHomebrew Browserもそうでしたが、Homebrewを保管するサーバーの管理が最も大切で、そこをきちんとしないと利用しにくくなってしまいます。ところがそこが有志によるボランティア管理だったりするのでHomebrewが増えてくるこれからが大変だと思います。
現時点ではサーバーのソースは公開されていないため、Homebrew開発者がサーバーに自作アプリを並べるにはzeta0134氏に連絡をしてやってもらうことになります。現在はまだ開発初期段階と言える状態でまだまだ改善の余地はありそうですが、3DSシーンの拡大には欠かせないのがこの類いのアプリケーションですので今後の進化に期待したいですね。
でも開発環境がいまだにくそったれだからこれが本当に活躍できるようになるにはまだ時間がかかりそう。
そんなこんなで私も開発環境をどうにかしようといろいろやってますが…