米公式PlayStationブログでPlayStation TV(日本名:PS Vita TV)を北米での発売を開始したと伝えていました。
あ、ちなみにこの記事のタイトルと実際の記事の内容はあまり合致していませんので、PlayStation TVの話が殆ど書いかれてないじゃないか!と怒らないようにお願いします。
日本では既に発売されているPS Vita TVが海外で初めて発売されたというだけですので我々日本のユーザーにとっては大したニュースではありませんが、海外ハッカーがVita TVを自国で手に入れる環境が整い始めたという意味ではちょっとしたニュースです。
Hackinformerによると、PS Vita TVの海外版、つまり”PlayStation TV”の工場出荷時の初期ファームウェアは結果的には海外版PlayStation TV専用となる3.20だったようです。通常のVitaのファームウェアは3.18の次に3.30でしたから3.20はプリインストール専用ファームウェアになります。当然アップデータの入手が不可能ですので既存の個体を3.20にすることは現状では不可能です。
3.20といっても基本は3.18と同じであるため、3.18で可能なカーネルexploit発動によるTN-VやPSOneローダーが有効だったそうです。つまり、現状のTN-VやPSOneローダーは「3.20以下のPS VitaまたはPlayStation TV」が必要条件の表現となります。
以前この記事でこんなことを書きました。
いつ新しいカーネルexploitがリリースされるのか?今聞いている計画だと、早くても2014年10月14日以降、場合によっては翌月11月14日以降です。
この記事の「2014年10月14日以降」は北米でのPlayStation TV発売日を、「翌月11月14日以降」は欧州でのPlayStation TV発売日を指しています。つまり、海外のPlayStation TVでもTN-Vの動作が確認できた段階で新たなkxploitと共にTN-Vをリリースするという話でした。
ところが先日のゴタゴタで何がどうなるのか分からなくなってしまいました。流出した未公開kxploitは3.30で対策されましたが、もしTotal_Noob氏が利用しようとしていたkxploitが巻き添えを食っていた場合、リリース自体が白紙に戻ることにもなりかねません。その辺りの情報を今持ち合わせていないため分からないというのが現状です。
以前wololo氏からちらっと聞きましたが、ここ最近Total_Noob氏はwololo氏サイドには情報をあまり流したりして共有したりしていないそうです。そのことから良い解釈をするとTotal_Noob氏サイドは先日のゴタゴタの影響を受けていない可能性もありますが、私の勝手な解釈による私的な意見をここで書いても混乱するだけなのでやめておきます。動きがあるのであれば然るべきタイミングで情報が流れてくると思いますのでそれまでお待ちください。
Total-Noob氏の現状はよくありません。
彼が戻ってこないか、あるいは戻ってきても今までの成果を放棄しているということを想定しなければなりません。
# でもここら辺の話は内輪の話だからあまり言わないほうがいいかも。