wololo.netで、3.30 VHBLのリリース中止を発表していました。
つい先日リリース延期が発表されたばかりのVHBLですが、この時は3.30ファームウェア公開が予告されたことに伴う前向きな延期でした。
つまり、VHBLは3.30向けにリリースされる予定だったのです。
そこに来てあの流出騒ぎが影響を与えるどころか、いきなりとどめを刺しました。そりゃ、流出された中にその3.30 VHBLのexploitも含まれていたどころか、開発チームが空中分解ですから。
もともと3.18向けにニンジャリリースされる予定だったゲームタイトルについて「そのゲームは…聞いたら驚くよ。」とwololo氏がコメントしていました。そりゃ驚きますよ。ゲームタイトルは『パタポン』『パタポン2』『パタポン2 体験版』ですから。
このうち『パタポン2 体験版』については、ごく短い間公式にインストールできてしまった時がちょっと前にあり、その時に運良くインストールしていなかったらもう二度とできません。
そのパタポンexploitのHomebrew互換性は過去最高と言える程のものだったそうです。そりゃそうです。もともとPSP向けに開発されたHomebrewローダーであるHBL(Half-Byte Loader)はパタポン2ベースでしたから。パタポンも使っている関数は同じなので互換性最高なのも当然です。
『パタポン2』はかつてPSPのファームウェアで対策された後、他にもexploitがあるのではないかと私も探しましたが、途中で面倒くさくなってやめてしまったことがあります。誰が見つけたのか分かりませんが(多分qwikrazor87氏かAcid_Snake氏のどちらか?)その面倒臭さを乗り越えて、よく探したものだと逆に感心します。
3.18向けですから、当然VHBLというよりもTN-V向けになりますね。
wololo.netで記事を書いているThe Z氏はVitaシーンはもう終わりみたいな口ぶりですが、今回日本版タイトルのexploitはあまり巻き込まれていません(もちろん巻き込まれたものもありますよ)。173210氏も協力してくれていますので、私的には終わった感はありません。
剣闘士を使っているのですがパタポンも買っておくべきでしょうか?