任天堂が、ニンテンドーWii U本体のファームウェアを更新するWii U システムバージョン 5.1.2Jをリリースしていました。
前バージョンはWebkit exploit対策の5.1.1Jでおよそ2週間前に公開されたばかりですが、交通系電子マネーによる決済機能追加という機能追加があったその前の5.1.0Jですら7月22日ですから、わずか1ヶ月の間に3回もアップデートが行われたことになります。
5.1.2Jへの更新による主な変更点
システムの安定性や利便性の向上– より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上しました。
変更点がいつもの「システムの安定性や利便性の向上」のみならず、5.1.1Jと完全同一です。これでは何が変わったのかサッパリ分かりません。
海外サイトを探してみましたが、みなさんよく分からないようです。変わったのは「バージョンナンバーだ!」というような、マジだと思わざるを得ない冗談まで飛び交っていました。
そんな中、Wii/WiiUのアップデートをつぶやいてくれるツイッターアカウントを見つけました。http://wii.marcansoft.com/というURLを運用していることから、Team Twiizers(Fail0ver)のmarcan氏が運営しているものと思われます。
New WiiU update for JPN region [0 add 0 rem 2 chg]: http://t.co/eWnkZW26Rq
— WiiUmpersonator Bot (@WiiUmpersonator) August 19, 2014
====== Titles Changed ======
Unknown title type
Title ID: 00050010-1000400a
Version: 0x2582
Size: 20186768
Contents: 72 (of which 0 are shared)Unknown title type
Title ID: 00050010-10041000
Version: 0x 1b0
Size: 70276
Contents: 4 (of which 0 are shared)
2つほどタイトルIDが変わっているそうです。WiiBrewによると、一つはOSv11というものらしいですが、もう一つが不明です。不明と言うか、WiiBrewでも空欄になっているのでまだ分かっていないようです。何かのアプリケーションが変わった以外、分からないというのが現状でしょうか。
少なくとも2週間の間隔でアップデートしたということは、何らかの不具合があったものを修正したと考えた方が理にかなっていそうです。