任天堂が、ニンテンドーWii U本体のファームウェアを更新するWii U システムバージョン 5.1.1Jをリリースしていました。
前バージョンは5.1.0Jでおよそ2週間に公開されたばかりです。アップデート間隔としては明らかに短いです。
公式サイトに記載の主な変更点は以下のようになっています。
5.1.1Jへの更新による主な変更点
●システムの安定性や利便性の向上
– より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上しました。
いつもの「システムの安定性や利便性の向上」という項目しかありません。
2週間という短い期間での更新ということから、何らかの不具合を急遽対策したことは間違いありませんが、その不具合はどうもexploitのことのようです。
Wiiシーン/Wii Uシーンで著名なハッカーであるCrediar氏がツイッターで次のように述べています。
Wii U update 5.1.1 fixes the webkit exploit!
— crediar (@crediar) August 5, 2014
Wii Uのアップデート5.1.1はWebkit exploit対策だった!
なるほど。
5.1.0X向けにも調整され、Homebrew起動やKeyダンプが可能なアプリケーションがスタンバイされていた中での5.1.1リリースでしたから、絶妙なタイミングでのリリースです。
Wii Uの5.1.1Jへのアップデートは非推奨、と言いたいところですが、インターネット接続前提の今のゲーム機というのは最新ファームウェアにしていないと何かと不便なので、アップデートしなくても今は問題ない、という場合に限り5.1.1Jへのアップデートは非推奨、にしておきます。