任天堂が、ニンテンドーWii U本体のファームウェアを更新するWii U システムバージョン 5.0.0Jをリリースしていました。
前バージョンは4.1.0Jでおよそ2ヶ月前に公開されたばかりですが、バージョンナンバーが5.00Jとメジャーバージョンアップとなっていることからも分かる通り改良点が多数あります。公式サイトによるとWii U GamePadで電源をONにしたときに素早く起動する「クイックスタート画面」を追加したことや、電源OFF時にWii U GamePadでおしらせを受信する機能の追加、電源OFF時の動作の変更(本体の更新がある場合に更新データをダウンロードした後勝手にインストールまでしてくれる余計なお世話的機能)などとなっています。
最も大きな変更は、起動の高速化を実現する「クイックスタート画面」ですね。
もちろんいつもの「システムの安定性や利便性の向上」という項目も変更内容に入っています。
GBATempやHacksdenでは、5.0.0Xについての報告が多数出てきています。さっと目を通して、著名なハッカーの発言を拾ってみました。
crediar氏
「アップデートは問題ないよ。exploitは対策されてない。」
JoostinOnline氏
「アップデートが電源オフでもダウンロード後自動的にインストールというのはやだね。危ないよ。vWiiに関してはHomebrew ChannelもvSNEEKも動くね。」
crediar氏はWii Uのハックに取り組んでいます。詳細は分かりませんが当初crediar氏は「ブラウザにあったexploitが対策された」と発言していました。どうもアドレスが変えられたことで動作しなくなっていただけでexploit自体は存在していたことが後に分かった模様です。
まだ未公開のWii Uブラウザに存在するexploitというのが気になりますね。数ヶ月前に公表したというもののようですが、このブログでその記事を書いた記憶がないのでもしかしたらお伝えしていないかもしれません。いずれにせよWii UのBootROMダンプが可能なexploit以外にもexploitが存在しており、5.0.0Jでも対策されていなかった(あるいはアドレスを変えたこと自体が対策のつもりだったか)のは朗報です。
ttp://www.ps3hax.net/showthread.php?t=73858
これどいうことかわかりますか?