wololo.netで、wololo氏がPS Vita 3.15向けのVHBLに利用するゲームタイトルのニンジャリリース(隠密公開)に向けて準備中であると発表していました。今回は日本版タイトルのみで、移植は173210氏が担当。実際3.15が公開されても対策されていないことが明らかになった対策不可能なパワプロペナントexploitと同様の仕組みで作られているそうです。
今回のニンジャリリースは173210氏がwololo氏にコンタクトを取って話が進んだものです。現時点では日本版ゲームタイトルのみでの3.15向けリリースとして準備されていますが、日本以外の3.15ユーザー向けに今後別ゲームでUS/EU版ゲームタイトルが公開される可能性はあります。
パワプロペナントexploitと同じ仕組みで発動するとすると、ゲームを購入することで以下のメリットが生まれます。
1) Vitaのファームウェアアップデートで対策できない可能性が高いので、VHBLを起動させるためだけであればアップデートしてしまっても影響がない
2) 今後カーネルexploitが見つかってTN-Vが再び起動できるようになっても、トリガーとなるユーザーモードexploitは今回のニンジャリリースタイトルを使い回せば済む可能性がある
アップデートによる対策がされないという前提ですが、VHBLにせよTN-Vにせよ今後その都度ゲームを購入しなくても済んでしまうかもしれないということです。また、『実況パワフルプロ野球ポータブル2012』と『実況パワフルプロ野球ポータブル2012決定版』を既にお持ちの方は今回のニンジャリリースタイトルは不要とも言えます。
なお、パワプロペナントexploitの時も書きましたが、物事に絶対ということはあり得ないので「絶対対策されないexploit」というのは単なる妄想に過ぎない可能性も大いにあると思っておいてください。当たれば対策されないexploitを堪能できるかもしれない位の博打気分でゲームを購入する心意気程度の覚悟は必要です(笑)
[追記]
やはり3.15でEU/US版タイトルのニンジャリリースの動きが出てきました。wistine氏が発見してVHBLに移植したexploitですが、EU/US版のみで逆に日本版はないようです。
日本版だけ出すよりは全リージョンで3.15 VHBLが楽しめた方がシーンが盛り上がるので良い流れではないでしょうか。
今回ソニーが対策しなかったのは「対策できないと思った?残念でしたー☆」とVHBLユーザーの心を折るためだった……?(適当)