SKFU’s Blogで、SKFU氏がPS Vitaのウェブブラウザに実装されているシステムコマンドを公開していました。
PS Vitaの開発機を所有し、その仕組みを解析し続けているSKFU氏は、今回PS Vitaのウェブブラウザに実装されているシステムコマンドで様々なシステム機能を実行できることを明らかにしました。
簡単に言うと、PS VitaのウェブブラウザのURLに入力することで、それに応じた機能が実行されるというものです。”知られざる機能”というべきものです。
about:memory
このコマンドはウェブブラウザのメモリー使用量を表示するものです。この結果Vitaにはメモリー使用量がデータURIスキーム(URIスキームとは”http:”、”https:”、”ftp:”、”mailto:”、”file:”など主に通信プロトコル名を記述する先頭部分のことで、データURIスキームはその後に続けてデータを記述することによりウェブサーバーなどの外部へアクセスすることなくデータを画面に埋め込んだりすることができます)により表示されます。
このコマンドでは複数の引数をサポートしています。有効な使い方ができそうなコマンドは次のようなものです。
psns:browse?category=
psns:browse?product=
コマンドにcategory(カテゴリー)やプロダクトID(product ID)を入力してやることでPSストアにリダイレクトしたり、選んだカテゴリやプロダクトIDに該当するものを表示させたりすることが可能になります。
例えば…
psns:browse?category=PN.P3.US-PN.P3.GAME.US-BASE
USリージョンのPS3ストアを表示します。
psns:browse?product=IP9100-PCSI00002_00-MUSICUNLIMITED00
ミュージックアンリミテッドの該当製品を表示します。
カテゴリには以下のようにデータを表記して並べます。
PN + CONSOLE ID + REGION ID + PN + CONSOLE ID + STORE ID + REGION ID + PAGE
CONSOLE IDは以下になります。
P3 –> PS3
VT –> PS VITA
PC –> MEDIA GO / PSP
STORE ID の場合は以下になります。
GAME
VIDEO
psns:redeem?code1=123&code2=456&code3=789
このコマンドでPSストアのプロダクトコード(上記の例の場合だとコードは123-456-789になる)を使うことができるようになります。
他にもコマンドは存在しそうです。かなり役に立つ情報というよりも、そんな機能があったのかと驚く機能ですね。
http://wololo.net/2013/02/17/video-a-new-usermode-vita-exploit-in-the-works/
楽しみー