VideoGamerで、PS4とXbox 720は3月に発表されると伝えていました。
新製品発表の演出は独自のカンファレンスを開催して自社製品を発表するAppleに倣い任天堂も最近同様の手法を取って来ていますが、ソニーやマイクロソフトも次世代機発表に関してはAppleライクな手法を選択しそうです。
海外で発売されているゲーム雑誌「Game Informer」2013年2月号では、ソニーとマイクロソフトが “3月下旬のGDC:Game Developers Conference(ゲーム開発社会議)に近い時期” に “アップルスタイルのプレスカンファレンスを開催” し、そこで次世代機発表を予定しているとのリポートが掲載されていると伝えています。
かつてはゲーム一大イベントと言えばE3であり、E3で新製品を発表するのが最も一般的でしたが、”6月のE3は業界最大のイベントだが、ソニーもマイクロソフトも自社の新製品にのみスポットが当たる環境を望んでいる”ようです。
E3が逆に盛り上がりに欠けそうですが、”年末の発売に向け準備中”の次世代機向けゲームタイトルがE3では発表されるため心配には及びません。
これらの情報によるとPS3、Xbox 720とも今年の年末には発売されることになりますが、「Game Informer」では現世代機PS3の発売がXbox 360に先を越されたことが当初不調だった要因の一つだとソニーが分析していることから”PS4はXbox 720よりも先に発売することを目標にしている”とも伝えています。
今年のGDC2013は3月25日から29日までアメリカのサンフランシスコで開催されます。GDC前に発表すれば開発者へのインパクトも大きいとは思いますが、なぜGDCに近い時期なのかについての言及がないため理由は不明です。
GDC近くに発表というのは昨日お伝えしたソニーのホームエンターテインメント事業本部の企画戦略部門長 坂本裕司氏の「(PS4の)発表があるならE3、早ければ5月」という発言と整合性が取れていません。
一つだけ言えるのは、過去の新型機発売の時の状況がそうだったように「火のないところに煙は立たない」ことだけです。