PS3Crunchで、Team CobraがPS3のブルーレイドライブをエミュレートしてバックアップイメージを起動させることができる光学ドライブエミュレーターCOBRA ODEの詳細を公表したことを伝えていました。
光学ドライブエミュレーターはゲーム機に搭載されているDVD/ブルーレイドライブをエミュレートすることで公式ファームウェアのままのゲーム機本体でもバックアップイメージを外付けHDDなどから起動させることができるものですが、ハードウェア改造に属するため本体の分解や基板の取り付けなどは必要になります。
3k3yに続き、Team Cobraが独自の光学ドライブエミュレーターCOBRA ODE(Cobra Optical Drive Emulator)を近いうちに発売すると公表してから一ヶ月以上経ちましたが、ようやくその詳細な機能が明らかになりました。
[機能]
- ・PS3 Fat/SlimモデルとSuperSlim(SATA/PATA)モデルに対応。ただしドライブキー入手のため現状は3.55以下のファームウェアの本体のみ。3.56以降のファームウェアでのドライブキー入手については目下開発中。
・PS3とPSOneのISOサポート(PS2に関しては後方互換性を持つモデルのみ)
・ソニーの公式ファームウェアとサードパーティのCFWで動作可能
・エミュレーションアクティブモードとパススルーモード搭載
・高速動作するARM MCUをオンボード搭載
・高速動作する2つのFPGAをオンボード搭載するパワフルなエミュレーションエンジン
・256MバイトのSDRAMを搭載
・USB HDDサポート
・外部UIコマンダーサポート
・FPGA、MCUともアップグレード可能な柔軟性に富んだ設計で、ビルトインアップグレードシステム搭載
・ブルーレイディスクのゲームをHDDへISOフォーマットで直接ダンプ可能(ただし今後のファームウェアアップデートにて対応)
やはり3k3y同様現状ではブルーレイディスクのダンプはできないようです。
特徴としてはスイッチャブルなパススルーモードを搭載していることで、公式ファームウェア+パススルーモードの場合にはPSN接続でもBANされる可能性が少なくできるようです。ただし、将来に渡ってBANされない保証はありません。