Wii U Hacksで、ニンテンドーWii Uでは幾つかの過去に使われたexploitが動作したことを伝えていました。
Wii UのWiiモードで『大乱闘スマッシュブラザーズX』の「ステージ作り」で発動するexploitであるSmash Stackが使えたことは既報の通りですが、その後の調査でそれ以外にも対策されず使用することができたexploitが存在したことが明らかになりました。
動作したexploitは
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』のSmash Stack
『LEGO Indiana Jones』のIndiana Pwns(日本版なし)
『LEGO Batman』のBathaxx(日本版なし)
Smash Stackで使えるSDカードは2GB以下に限られ、SDHC規格のカードでは動作しないようです。また、既にカスタムステージが存在するとSmash Stackは起動しません。
使えなかったexploitは
- 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のTwilight Hack
Bannerbomb
LetterBomb
『遊戯王 ファイブディーズ Wheelie Breakers』のYu-Gi-Vah(海外版の『Yu-Gi-Oh 5D’s Wheelie Breakers』にはYu-Gi-OWNED!が存在する)や『レゴ スター・ ウォーズ コンプリート サーガ 』のReturn of the Jodi、『テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士』のEri HaKawai、『LEGO Batman』のBathaxx(日本版なし)については未テストだそうです。もしかすると動作する可能性がないとは言えないかもしれません。
Smash Stackが動作をした理由はシステムメニューを介さず直接SDカードからデータを読み込む仕組みだったからで、一度Wii本体にコピーするデータの場合はまず起動しないと考えた方が良さそうです。
元々Smash Stackはゲーム自体で対策しない限り対策は無理だと言われていましたが、Wii U発売に至ってもその仕様が効いてきたことになります。もっとも、SDカードを最初から入れておくとシステムがデータを削除してしまうようなので一応対策は打たれています。