ABCanGの自作物置き場で、ABCanG氏が複数の処理をまとめて実行することができるバッチファイルをPSPで実現するユーティリティPSPBatch0.1をリリースしていました。
バッチファイルとはWindowsでいうところの、複数の処理をまとめて実行する際に使われる.batと同様のものです。実装できる処理は今のところ「copy」「move」「del」のみです。
同梱されているscript.pb.txtというテキストファイルを読み込んで実行させる事ができます。
ABCanG氏がサンプルテキストを同梱していますので見てみましょう。
#「log on」 とするとそれ以降の結果をlogに出力します
#また、#をつけるとコメントになります。
#copy コピー元 コピー先
#move コピー元 コピー先
#del 削除するファイル
#コピー先にフォルダも指定出来ます。
#フォルダを指定する場合必ず「hoge/」のように「/」で終わるようにしてください。
log on
copy ms0:/ISO/test.iso ms0:/ISO/test2.iso
move ms0:/ISO/test2.iso ef0:/ISO/
del ef0:/ISO/test2.iso
サンプルはISOファイルのコピーや削除、メモリースティックから内蔵Flashへの移動をするものです。Filerでやるような操作を一発でできるのがメリットでしょうか。署名付きですのでPSPの公式ファームウェアで起動できます。
VHBLでのHomebrewコピーでうまく使えるといいのですが、そもそもPSPBatchを転送してバッチファイルのテキストをその都度Vitaに転送して…という作業が必要になってしまいそうです。
ef0⇔ms0対応なのでVitaというよりはGo用って感じですね。