まだ見ぬPlayStation 4 最新情報まとめ

PSX-Sceneで、PlayStation 4の事前情報まとめを公開していました。

一時は今年中に発表、来年発売かとも言われていたPlayStation 4ですが、現時点では一切情報がないどころかPS3が10年のライフサイクルを全うしそうだという話になっています。

今回伝えられている情報は複数の情報筋から得た内容をまとめたもので、以下の通りです。

■PlayStation 4は今年のE3で発表が予定されていた
火のないところに煙は立たないとはよく言ったもので、予定では2012年のE3でPS4を発表する計画があったようです。実際には発表されなかった理由はPS4のグラフィックチップに問題があったからのようです。2013年の第4四半期に発売される可能性がありますが、2014年の4月4日という具体的な情報もあります。

■開発キットはエミュレータ
開発者には既にプロトタイプの開発キットが配布されている可能性があるが、PS4開発キットそのものではなくPS4をエミュレート可能なPCだということてす。

■PlayStation 4が正式名称か
PS4のコートネームはOrbisと言われていますが、文書にOrbisという言葉が使われていたことだけは間違いありません。ソニーがそう呼んでいるのか開発者間で使われているのか明確には分かりませんが、PSP2がPlayStation VitaになったようにPS4もPlayStation Orbisになるかと言えばそういう事はなく、単にPlayStation 4になる可能性が濃厚です。

■PlayStation 4の3つの柱
PS4には3つの柱があります。

1) 価格と品質
ソニーはリーズナブルな価格でベストなパフォーマンスを目指しています。価格についての情報は今まで出てきていませんが、PS3の発売時の価格設定が高すぎたと認識しているため、PS4では最も重要なテーマとなっています。

2) 開発者フレンドリー
PS3は開発者サイドから開発が難しいと指摘されていました。サードパーティのサポートが十分に得られないとタイトル不足に陥ることからPS4では開発が容易にできる環境作りを目指しています。

3) XMBとの決別
ソニーのアイデンティティでもあったXMBではないOS(オペレーティングシステム)を採用します。これはPS Vitaでも見られた動きです。更にHulu +やNetflixと言ったサービスのアプリケーションを増やして行くようです。

■スペック
PS4のスペックは以下です。

    AMD Fusion APU – コードネーム’Liverpool’
    クワッドコアAMD x86 3.2 GHz
    ATI r10xx (第3世代) 800 MHz 1843 GFLOPS – コードネーム “Tahiti”
    ユニファイドメモリー 2GB (未確定。4GBになる可能性もあり)
    ブルーレイ
    HDMI 1.4 – 1080p出力
    320GB HDD +
    16GB フラッシュメモリー

CPU及びGPUは28nmプロセスです。PlayStationは歴代新モデル発売ごとに光学メディアを新しくしてきましたが、ブルーレイの容量(50GB)は現状でも十分な容量であるため継続して採用することになりました。
映像出力も4k対応ではなく1080pのようです。
PlayStation 4発売時には2モデルが用意されます。少なくとも320GB以上のHDDが搭載されますが、その2モデルにどのような差があるのかは不明です。バンドル版についての情報はありません。OSなどは16GBのフラッシュメモリーに格納されます。

■ダウンロードビジネスモデル
PS4にはPS Vitaのようにゲームをインターネット経由でダウンロードするビジネスモデルです。全てのゲームがブルーレイディスクで発売されるのとほぼ同時にPlayStation Storeでも販売されます。セーブデータ保存などにクラウドストレージも活用されますが、これはPS3でもPlayStation Plusの有料サービスになりますが実現しています。PS4でも引き続きPlayStation Plusの有料サービスのままかどうかは不明です。

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