GBATempで、3DSの4.4.0-10x Flashcartのファームウェアアップデートでは回避不能だった原因について既存の殆どのFlashcartにはsave ICが搭載されていないためにブロックされているからだと伝えていました。
先日公開された3DSの4.4.0-10xにより、「ほぼ全てのFlashcartが恒久的に起動しなくなった」(SuperCardチーム)そうですが、任天堂が施したその対策内容が明らかになりました。
殆どの既存のFlashcartにはsave IC(データセーブのためのチップ?かな?)と呼ばれるチップが搭載されていません。4.4.0-10xではそれを検出して起動しないように弾いているそうです。Flashcartにのみ存在するハードウェアの欠点を利用したものであるため、引き続き利用する場合には強制的にハードウェアの買い替えが必要になってしまいました。
一部のFlashcartにはsave ICが搭載されていますが、メインのコントロールプログラムの焼き込みにはFPGAプログラマが必要になるため一般ユーザーではできないというのが実情のようです。
それでもR4i GoldとSuperCard DSTWOはアップデートでこれを回避したようです。うまく偽装でもできたのでしょうか。
こういう対策方法はいたちごっこ的な行き当たりばったりでない対策は良いですね。
それを乗り越えたのも凄いですが。