The Vergeで、2台目としてニンテンドーWii Uに接続できるWii U GamePadは発売時にはサポートされないことを伝えていました。
日本のWii U公式サイトには周辺機器としてWii U GamePadが以下のように掲載されています。
発売日は未定で価格は13,440円(税込)、Wii U GamePadを2台活用するゲームの登場に合わせて、2013年以降に別売でWii U GamePadを販売する予定としています。
具体的に2013年のいつ頃なのかも明確には分かりませんが、これはWii U発売時に2台のWii U GamePadを使用するようなタイトルは存在しないことを意味するばかりでなく、いつ頃そのようなタイトルが発売できるのかの予定も出ていないことを意味しています。
ただしこれは実はまだまともな方で、アメリカに至っては価格すら発表されていない有様です。先日アメリカニューヨークでWii Uの価格や発売日の発表が行われたニンテンドープレスカンファレンスにおいてもWii U GamePadの価格は発表されなかったのです。
ニンテンドープロダクトマーケティングマネージャーのBill Trinen氏によると、
「同時発売タイトルには2台のGamePadプレイに対応したタイトルはありません。そのため周辺機器としてのGamePadは発売されません。対応コンテンツが発売された時に合わせて発売します。来年中の見通しです。」
事実、開発側でこの初期段階においては2台のWii U GamePadをサポートするだけのノウハウもアイディアもあまりないのは間違いないでしょう。任天堂もそこまで求めなかったのかもしれません。あるいはWii U発売時の生産台数を確保するために、必ず1台付属することになる分のWii U GamePadの生産を優先したのかもしれません。
それにしても本体価格の半分以上がWii U GamePadと、コントローラーにしては高いですね。余程ゲーム体験に付加価値が付かないとあまり売れないのでは?