wololo.netで、Virtuous Flame氏がPlayStation VitaでのPSPセーブデータ引き継ぎなどに利用させられる「コンテンツ管理アシスタント for PlayStation」使用の際インターネット接続を要求され本体アップデートを強制させられる仕組みを回避するためのユーティリティOpenCMA for PS Vita (1.80 including error fix)をリリースしたことを伝えていました。
エラー修正版とのことですが、どうやら多数の不具合報告があったようです。
ただし、エラーはpsp2-updatelist.xmlファイルに起因するもので、前バージョンのopenCMA r4を既にインストールしている場合は日本リージョン向けのpsp2-updatelist.xmlの置き換えだけで大丈夫です。
今回のアップデートでは音楽/ビデオ転送の不具合も同時に修正されています。新たに修正版のインストールチュートリアルも掲載されていましたのでご紹介しておきます。
- – CMAのフォルダにアーカイブを解凍します。デフォルトでは
program files/Sony/Content Manager Assistant
です。
– CMAがPCで起動していたら終了させます。PC起動時に自動的に起動している場合は注意が必要です。
– “run.bat”のバッチファイルを起動してください。 (Windows 7の場合は管理者モードで実行します。)
– 以上で終了です。CMAはインターネット接続を要求しなくなります。
VHBLのファイルを転送する時にはなるべくopenCMAを利用するようにしてください。公式に提供されているコンテンツ管理アシスタント(CMA)は必ずインターネット接続を要求しますので、どんなファイルをやり取りしているかの情報を理論的にはソニーサーバーが把握できる状態です。openCMAであればインターネット接続をしませんので一切データ送信は行われませんのでそういった事態は回避可能です。
また同時に最新ファームウェアかどうかのチェックも行われませんので、ファームウェアを不用意にアップデートしてしまってVHBL対策ファームウェアへアップデートしてしまう事態も避けられます。