wololo.netで、Virtuous Flame氏がPlayStation VitaでのPSPセーブデータ引き継ぎなどに利用させられる「コンテンツ管理アシスタント for PlayStation」使用の際本体アップデートを要求される仕組みを回避するためのユーティリティOpenCMA r4をリリースしたことを伝えていました。(774さん、とらさん情報ありがとね)
PS Vitaのシステムソフトウェアバージョン1.80でそれまでのOpenCMA r3で可能だった機能が利用できなくなってしまっていました。VHBLで利用しているファイルが転送できないなど今後のVHBLリリースに向けて不安を感じさせるものでした。実際には1.80で利用できる公式コンテンツ管理アシスタントでは転送可能なファイルに制限が増えた形になりますが、OpenCMA r4はPS Vita 1.80でもOpenCMAを利用できるよう修正を加えたものになります。
OpenCMA 1.80の注意点としては、まずインストール前に公式コンテンツ管理アシスタントを必ずアンインストールする必要があります。
ダウンロードはwololo.netで可能です: OpenCMA r4
インストール方法
- 1. OpenCMA r4をダウンロードし、解凍する
2. 解凍してできたフォルダ内にある”CMASetup.exe”を実行する
3. インストールが完了したらopenCMA_vita_180フォルダを開き、フォルダ内のファイルすべて公式コンテンツ管理アシスタントがインストールされていたC:¥Program Files (x86)¥Sony¥Content Manager Assistantにコピーする
4. openCMA_vita_180フォルダにあるset.dllをadmin権限で実行する
5. “run”という名称のバッチファイルを実行する
6. 必要なファイルを読み込み”CMAWatcher”と”CMADownloader”が同じフォルダにインストールされる
7. CMAWatcherを起動すると一瞬ウィンドウが開いて閉じる
8. この後必要に応じてデータベースをリビルトする
9. 完了!
もしE-80182014エラーがなど発生した場合は次のように対応してください。
- 1. CMAを完全にアンインストールし、PCからVitaを抜いて切り離しCMAを終了させる。
2. インストールフォルダにコピーしたファイルをすべて削除する
3. “CMASetup.exe”を実行しもう一度インストールする
4. 必要に応じてデータベースをリビルトする
5. PCにVitaを接続し動作することを確認する
インストールに成功すれば、PCとPS Vitaがインターネットに接続していなくてもPSOneゲームやPSPセーブデータを問題なく転送できるようになります。
httpv://www.youtube.com/watch?v=gY9uz5CSBOY
これで1.80 VHBLが公開されても安心ですね。