WIi Uの発売日が11月から12月へ 理由はWii U GamePad製造上の問題

CVGで、Wii Uの発売が遅れ、12月になると伝えていました。

Wii Uの発売は11月という線が現在最も濃厚だと言われています。これはクリスマス商戦に向けて発売するとの任天堂の公式発表とも整合性が取れています。

ところが任天堂は現在発売日を遅らせなければならない状況に追い込まれつつあるようです。CVGの情報筋によると、Wii Uの発売日は欧州では(最終的には全世界同時発売になると思われますので日本でも同様です)当初の予定から遅れ12月頭にずれ込む見込みのようです。

その主な原因はWIi U GamePadの製造に起因するようです。WIi U GamePadは6.2インチタッチスクリーンディスプレイを持ち、フロントカメラやモーションセンサー、NFCといった今までのゲーム機にはなかった複雑な構造を持つ上にWi U本体とはワイヤレス接続のため独自で電源供給も行うことになります。つまりWii Uの最大かつ唯一と言えるコントローラーが複雑で製造に問題が起こっていると言うことになります。

Wii Uが発売されるはずの2012年はあと残り4ヶ月強ですが、この時期になっても発売日や価格が一切公表されていないのは、ライバルであるソニーやマイクロソフトがWii Uの価格を見てPS3やXbox 720の値下げを実施されるリスクを回避するためだと思われていましたが、本当の理由は製造上の問題にあったことになります。

Wii Uは目標価格がクリアできる見込みが立っていないなど、営業戦略最優先の結果が招いたひずみが解消できないという状態がWii Uの現状なのかもしれません。

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