PS3Haxで、aryasoft2872氏がPS3の要求ファームウェア3.60のゲームをCFW 3.55で起動できるようパッチをしてくれるWindows用ユーティリティPS3 Autofix v1.1をリリースしていました。
PS3 AutofixはタイトルIDを入力するだけでソニーのサーバーから最新のゲームアップデータをダウンロードしてCFW 3.55で起動できるようパッチをしてくれます。誰かがパッチを公開してくれるのを待つ、ということが不要になります。.Net Framework 4が必要です。
既にアップデータを持っていてそれをパッチしたい場合にはアプリケーションフォルダにそれを配置すれば良いようです。ソニーサーバーに問い合わせにいきますが、ファイルが既に存在するので自動的にダウンロードがスキップされパッチだけがされるという仕組みです。
PARAM.SFOはパッキング時に問題が出る場合があるためPS3 Autofixでは何もしないようになっています。CFWのバージョン偽装でのエラー回避のためでもあります。
使い方の例として『Gran Turismo 5』(タイトルIDはBCES00569)の場合が例示されているので掲載しておきます。
- 1. タイトルIDにBCES00569を入力する
2. 自動的に以下の9ファイルがダウンロードされる。
- “EP9001-BCES00569_00-0000000000000000-A0105-V0100-PE.pkg”
から
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000-A0113-V0100-PE.pkg”
ダウンロードが完了すると自動的にパッチされ修正されます。
『Gran Turismo 5』の場合は
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000-A0113-V0100-PE.pkg”
がCFW 3.55用にパッチされ
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000.pkg”
というファイル名で保存されます。(元のファイル名の最後の部分が削除されます)
その後、残りの8ファイル
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000-A0105-V0100-PE.pkg”
から
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000-A0112-V0100-PE.pkg”
までをインストールし、先にパッチされた
“EP9001-BCES00569_00-0000000000000000.pkg”
をインストールします。