ツイッターで、neur0n氏がPSPのセーブデータexploit(未公開)を利用してPS VitaでVHBL起動に成功したことを伝えていました。
neur0n氏はPSPのCFW 6.xxMEやCFW PROの開発者であり、今のPSPシーンの第一人者の一人です。PSPのセーブデータexploitも複数持っています。そんなneur0n氏が自身の持つ(一般的には未公開の)exploitを利用してVHBLを移植したことがニュースなのではなく、PlayStation Vita クリスタル・ホワイトで初めてVHBLを起動したことがニュースなのです。
これは、最新ハードウェアであるPlayStation Vita クリスタル・ホワイトでもソニーがVHBL対策を特に施さなかったことを意味します。
コンテンツ管理アシスタントで簡単に対策できると思っていたのですがなかなかそれも実現されず、もしかするとハードウェアのリビジョンを上げることで何らかの対策をしてくるのではないかと思っていましたが、そんなこともなかったようです。
こうなるとソニーのVHBL対策はストアから対象ゲームを一時撤去+ファームウェアアップデートによるピンポイント起動対策だけで今後もしのいで行くつもりなのかもしれません。
なお、neur0n氏の使ったexploitのゲーム名は分かりませんが、他リージョンのゲームも存在するタイトルであれば、VHBL移植に難儀しているwololo氏から声がかかるかもしれません。システムソフトウェア バージョン1.80が夏に公開されることが既に分かっていますので、VHBLはそれまで待つのも手かと思います。
このSCEの対応は恐らくExploitを違法コピーに使えないうちに消耗してもらおうというものですね。
困ったものですね。