wololo.netで、yosh(wth)氏のセーブデータexploitを利用したPlayStation Vita対応HomebrewローダーVHBLに必要なゲーム名を間もなく公開すると伝えていました。
wololo氏の翻訳記事を期待していた方、ごめんなさい。今回も翻訳ではありません。
リリースプランに沿って進めているyosh氏のVHBLですが、実は元々今週末にゲーム名を公開する予定でした。既に/talkフォーラムのメンバーはゲーム名を知り、必要な方は入手ができている状態だと思います。
3月2日にゲーム名が公開されたVHBL第一弾のゲームタイトル『Motorstorm Raging Ice』は、
ストアから僅か半日余りで削除されてしまいました。前回は初めてのPS Vita用VHBLだったこともあり、ソニーがどのように対応するのかを見極めるためのリリースという側面もありましたので、リリース後の状況が予想できる今は比較的リリースに向けて落ち着いた状態だと言えます。
もちろん、今回のゲームが必要だという方は、『Motorstorm Raging Ice』を入手しようとしてできなかった方のみだろうと思っています。Davee氏のカーネルexploitの存在が明らかになった今VHBLは不要に思えますが、Davee氏含めた関係者にコンタクトを取ったwololo氏によると、残念ながら現時点ではカーネルexploitのリリース予定はないようです。
今回のVHBL移植はyosh氏が行いました。wololo氏はリリースのお手伝いをしているのみです。
また、日本版のexploitは『Motorstorm Raging Ice』のexploitを発見したteck4氏によるものです。
元々yosh氏は単独でEU版のexploitを利用してVHBLを公開する予定でした。wololo氏は「日本のストアでは販売されていない」と教えてくれましたが、ゲーム名を聞いたところ日本でも同タイトルのシリーズ関連ゲーム(ゲーム名の特定に繋がるので敢えてそういう書き方をしておきます)のexploit発見者が2人おり、更にはそのものもストアでダウンロード購入できる状態であったため、私からその2名に連絡をしたところ該当ゲームでexploitを探してくれたのがそのうちの1名、teck4氏でした。
wololo氏にその話をしたところ、動作している様子を撮影したビデオが見たいというのでteck4氏へ話をしました。結局諸々あってteck4氏からデータを私が貰い、私が動画を撮影してデータと共にwololo氏へ送り、wololo氏がyosh氏へ転送し、ものの数十分程度で日本版に対応させたyosh氏から私にテストして欲しいと依頼が来て私がテスターをしたという裏話もあります。
ちなみにそのビデオを見たyosh氏は「自分のexploit発動方法よりクールだからEU版に移植したい」と言わしめたほど簡単に起動します。みんゴルと同じ感じだと思ってください。
当初はyosh氏が単独でEU版を出そうとしていたのでteck4氏は自分で日本版VHBLへ移植してyosh氏が公開した後にリリースすべくスタンバイしていましたが、結果的にYosh氏がEU/JP同時リリースする話になり、色々相談した結果今回はyosh氏へお任せすることになりました。しかし日本版に関してのteck4氏の貢献度は絶大です。
残念ながら今回もまた何故かUS版だけストアにありません。今後は北米のユーザーさん向けに何か考えなければいけないかもしれません。
wololo氏によるとイギリスでは25ポンドあれば購入できるそうですが、日本版の場合はプリペイドカードを購入するならば5,000円のカードが必要です。『Motorstorm Raging Ice』同様、安くはありません。
また、毎回のことですがゲームを買ったからと言って必ずVHBLが起動することを保証するものではありませんので、購入する場合はご自身の判断でお願いします。一つだけ間違いないことは、ゲーム名公開されたしばらく後にはそのゲームがストアのラインナップから消されてしまうことです。
なお、今回は日本語版readmeを同梱しておりません。発動のさせ形以外は変更ありませんので迷うことはないと思います。
開発者じゃない側からすると、動画公開してリリース予定はないよ。とか言われるとなんで動画公開したの?自慢?としか思えないですね。ないならいっそのこと黙ってて欲しいという気持ちはありますね。
まぁ、VHBLに関しては、以前買えなかった救済があるとは思いますが、すぐストアーから削除される→買えない人が出る→他のuser exploit使用これのループが起こって枯渇するような気がするんですよね~userとはいえ貴重なexploitですからあまり、乱発しないほうが・・・・と思います。