JailbreakSceneで、リバースされて公開されたTrue Blueペイロードを使用するためにはドングルは必要ないことを伝えていました。
要求ファームウェア3.60のバックアップゲームがCFW 3.55で起動できると言うJailbreak USBドングルTrue Blueのペイロードがリリースされ、復号化にも成功しましたが、その時にはJailbreak USBドングル(Teensy++、E3 Card Reader、PS3Keyなど)へペイロードをインストールするためのFlash書き込みツールがあればTrue Blue以外のUSBドングルでTrue Blueと同等の機能が実現できるとされていました。
今回JailbreakSceneにTrue BlueについてのQ&A記事が掲載され、その中でFW3.41の時のように他のUSBドングルへの移植が可能かとの質問に対し
「True Blueの解析が完全に完了すればTeensy++、Black cat、PS3Keyなどのドングルは必要なくなる」
との回答が掲載されていました。どうもUSBドングルは必須ではないようです。
解析が完全に完了と言うのがどの段階のことなのか具体的には書かれていませんが、復号化までは完了していますのでそんなに遠い先の話ではなさそうです。
また、True Blueが持つ著作権を侵害する行為ではないかとの質問に対しては、確かに違法コピーは犯罪だがソニーの開発者ではない者がそれを利用して金儲けを企てているのはもっと悪質だと答えています。
もっとも、True Blueの開発陣はドングルがなければ動作しないようにプロテクトをかけていたことからも明らかなようにPS3シーンがよってたかって解析してしまうことは想定していたはずで、更にはPS3シーンに話題をばら撒いてなかなか発売せず時間稼ぎで予約者を募る時間を作り初期段階で利益を回収する戦略はミエミエでした。
価格が45ドルだったのは、購入者が高すぎるからと躊躇しない程度に設定していたからなのかもしれません。
ですからこのブログでは最初にこのTrue Blueの存在を伝えた10月20日の時点であわてて購入しない方がよいと書いたのですが、買っちゃった方はいるのでしょうか。