ブルームバーグで、3DSの1万円値下げを発表した任天堂の岩田聡社長が会見で値下げ後の価格ではハードの販売だけでは赤字になると語ったことを伝えていました。
ブルームバーグでは、3DS不調の要因にゲーム専用機ではなくスマートフォンなどに配信され、ネットワーク上で他人と安価に遊べる「ソーシャルゲーム」の台頭を挙げるアナリストの意見を紹介していましたが、ゲーム専用機を軸とする事業スタイルを貫く姿勢を示してきた岩田社長自身が会見で、「ゲーム専用機は終えんを迎えるとの論調は何度も言われてきたが任天堂がソーシャルゲームにはない、専用機ならではの持ち味を保ち続けられなければ事業は縮小していく。」
と語り、危機感認識はしていることを示唆していましたので今後の巻き返しに期待したいところです。
また1UPでは、任天堂が業績悪化を受け役員報酬を20%から30%カット、岩田社長自らも50%カットを公表したことを伝えていました。
つい半年前には発売近しで盛り上がり、ほんの一週間程度でしたが品薄で買うことすらおぼつかなかった3DSの不調に端を発した任天堂の急転直下の業績悪化ですが、任天堂としてはこれからが正に背水の陣です。
まさしく、まさしく「マリオー!ポケモン-!早く来てくれ-!!」状態になりましたね…
現在の貴重な弾であるゼルダが世界累計で100万本セールスを達成しましたが
これも日本国内に絞ると27万本とダンボール戦機と良い勝負みたいで
PSPも初期は酷い日照り状態だったのを巻き返した過去があるので
3DSがこのまま終わるとは思えませんけどね