米公式PlayStation Blogで、PlayStation Vitaのシステムソフトウェアアップデート v1.80の情報が掲載されていました。
以前からPSOne Classicsへの対応を今夏のPlayStation Vitaのシステムソフトウェア バージョン1.80で行うとサイトに掲載されていたことから待ち焦がれていた方も多いと思います。
ところがもう8月も半ばになり夏の終わりが視界に入り始めたところでようやくv1.80公開予定が明らかになりました。
米公式PlayStation Blogではv1.80を「8月終わりごろ」と表現していましたが、PSOne Classicsの配布開始日についてはgamescomのプレスカンファレンスで具体的な日時の告知があったようです。DestructoidではPS VitaのPSOne Classicsは8月28日からダウンロード可能と伝えていました。v1.80公開と同時にPSOne Classicsがダウンロードできるようになると考えられますので、8月28日にVitaのv1.80が公開されるはずです。
PSOne Classics以外にもゲーム起動中のスクリーンショットについて変更があったり、PS3のゲームをタッチパネルや背面タッチパッドなどを利用してPS Vitaで操作するクロスコントローラーのサポート、ミュージックでのプレイリストのサポート(iTunesからの転送に対応)、インターネットブラウザの背面タッチパッドによるスクロールやズーム操作、ビデオの再生速度コントロールやリピート再生への対応、MPO形式での写真閲覧など、ソニーにはよくありがちな”システムの安定性向上”だけのアップデートとは全く異なり機能が大幅に向上することが分かります。
wololo氏が次のVHBLリリースをv1.80まで待ちたいと考えた理由が分かりますよね。neur0n氏もそれに同調したのだと思います。
具体的にいつVHBLがリリースされるかですが、順調に行けば9月入ってからになるのではないでしょうか。
気になるのは最新のVitaファームウェアが1.691で、そこから1.80へと1.7Xではなく数字が一桁飛んでいることです。バージョンの上がり方から内部構造を大幅に変えるようなことはしていないとは思いますが、VHBLに関する例えばPCからのファイル転送部分でブラックリストと照合して弾くくらいのVHBL対策が施されている可能性は否定できません。
メインプロセスはそのままで足廻りだけ変えたからこその1.6Xから1.8Xへのアップデートかもしれません。余計な心配であることを祈ります。