GoNintendoで、ベトナムの輸出データのリストからNintendo Switch 2の製造コストは338ドル(49,800円)のようだと伝えていました。
アメリカでのNintendo Switch 2の価格は450ドルです。アメリカ向けはベトナムで製造されていますので、純粋に製造コストだけを除くと1台あたりの利益は112ドル(16,500円)となります。
1台販売するだけで16,500円の利益だとするとかなりの利益率ですが、その数字は単純に部品の価格を積み上げたものです。そこには開発費用だけでなくパッケージ費用やマーケティング費用、それに関わる人件費などは含まれていません。
したがってその差額である112ドルすべてが利益になるわけではありませんが、少なくともアメリカでの450ドルの価格設定は1台売る毎に利益は出せる数字であることは間違いなさそうです。
この製造コストである338ドル(49,800円)という数字。日本版のNintendo Switch 2の価格は49,980円(税込)ですので、おおよそ「ほぼ原価で売っている」ことになります。ただし49,980円は税込価格ですので税抜だと45,436円。本来ならこの税抜価格と比較するべきですが、ドルを幾らで見積もっているかによります。計算上1ドル135円程度の場合にトントンになりますのでので、日本のSwitch 2の価格設定は事実上原価割れしている可能性が高そうです。