IGNで、かつての有名なチートデバイスブランドGameshark復活のプレスリリースでNintendo Switch2が2024年9月発売と記載されていたことで大騒ぎになったことを伝えていました。
発売が近いと見られているため、今や出てくる情報は確度が高いと思われている任天堂のSwitch後継機、通称Switch2。
まだSwitch2は発売日や価格、製品名どころかその存在自体が確実なものではありませんが、最近発売時期や価格など様々な情報が飛び交っています。
そんな折、オーディオエレクトロニクス企業Altec LansingがAi Sharkとの提携を公表したプレスリリースに、Ai Sharkの製品を「Nintendo Switch2発売と同時の2024年9月に発売」と記載して(現在は該当部分は削除)発表したから大騒ぎになりました。
「製品名はSwitch 2だ!」
「Switch 2は2024年9月発売だ!」
「GameSharkが正式発表で言ったぞ!」
GameSharkは以前はチートデバイスのブランド名でしたが、GameSharkを販売していたInterAct Accessoriesの創業者で前CEOのTodd Hays氏がそのチートデバイスの名を冠した、AIを使用したゲーム周辺機器の開発、製造を行う企業Ai Sharkを設立し、先日開催されたCES 2024で開発予定の製品を発表しました。
それに関連するブレスリリースで、Ai Shark製品の発売時期について「2024年9月のNintendo Switch 2の発売にあわせて予定されています」と書かれていたのです。結果、メディアが飛びついて大騒ぎになりました。
IGNの記事を見たBloomberg記者のJason Schreier氏がAi Sharkに問い合わせたところ、Ai Shark広報は「任天堂の次世代コンソールの発売日に関しては単なる推測です」と回答したことが明らかになりました。
FYI: An Ai Shark spokesperson tells me they're just guessing about the next Nintendo console's release date https://t.co/CqPE9oBSDr
— Jason Schreier (@jasonschreier) January 11, 2024
周辺機器メーカーとは言え、任天堂が新参のAi Shark(しかも製品は任天堂にとっては有り難くないチートデバイス)と良好な関係に合って未公開情報を入手できる立場だったとも思えないので、単なる推測で発表文を書いてしまったのはおそらく事実でしょう。
一つだけ確実なことは、Nintendo Switch2の名前を出すことでAi Sharkがあちこちで取り上げられ宣伝効果抜群だったということです。 穿った見方かもしれませんが、その宣伝効果をAi Sharkが期待してSwitch2を利用したと思うのは私だけでしょうか。