wccftechで、任天堂が来年発売を予定していると言われているNintendo Switch後継機、通称Switch2はNVIDIA DLSSの最新バージョンであるDLSS 3.5のレイ再構成をサポートするがフレーム生成には対応しない可能性があると伝えていました。
あらかじめお伝えしておきますが、wccftechの最近のSwitch2情報と同様、ネットから拾った情報だけのコタツ記事がベースになっています。
今回の情報は「任天堂関連の噂に関しては過去実績から信頼できる」とwccftechが定義しているNate the Hate氏がポッドキャストで語ったという内容です。
NVIDIA DLSSは「ディープラーニング スーパー サンプリング」の頭文字を取ったもので、”映像の忠実度をまったく新しいレベルに引き上げる画期的なAIレンダリングテクノロジ”と説明されているNVIDIAの技術です。ゲームプレイ時の画質の向上やフレームレートの改善などを実現します。
Switch2はAIがゲームエンジンから受け取ったマテリアルやジオメトリ、サンプルレイ、モーションベクターなどを含むデータをAIが分析して処理を行い、よりリアルで細やかなレイトレーシング表現を実現するNVIDIA DLSS 3.5のレイ再構成をサポートすることでPS5やXbox Series Xよりもレイトレーシングの品質が向上する可能性があるようです。
可能性というのは、レイ再構成はグラフィックボードのファームウェアアップデートを適用することて将来のアップデートによる性能の向上が機体できるためです。
レイ再構成はフレーム生成(RTX 40シリーズのみ対応: GeForce RTX 40シリーズGPUの新しいオプティカルフローアクセラレータからのフレームとモーションデータを分析し、高品質なフレームを生成する機能)といった既存の機能と併用することでレイトレーシングの品質だけでなく、フレームレートや画質の向上、応答性の改善が図れるとされていますが、Nate the Hate氏によるとSwitch2ではこのフレーム生成はサポートしないそうです。
Nate the Hate氏には情報提供者がいるはずなので単なる憶測や予想ではないだろうとは思いますが、そもそも任天堂はコンソールにグラフィック性能の高性能化は追求しないはずなので、ことSwitch2に関して言えばひと言で言えばさほど重要ではない情報です。そこそこの価格で、それに見合った性能になっているかどうかが焦点です。
物価高のこのご時世、Switch2もPS5Slim同様、高額化は避けられないでしょう。せめて税込3万円台で収めてくれるならその分グラフィック性能を抑える程度は任天堂のコンソールであれば受け入れてもらえるのではないでしょうか。