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Nintendo Switch後継機はハイパワーマシン(10年前なら)

VGChartzで、任天堂の次世代機の性能はPS4やXbox Oneに近いと伝えていました。

開発は順調に進んでいるものの近々には発表される雰囲気が感じられないSwitch後継機についての、新しい情報が出てきました。

それは誰もが知りたい「任天堂の次世代機はどの程度の性能を持っているのか」についてです。

米連邦取引委員会(FTC)がマイクロソフトを相手取って起こした反トラスト法(独占禁止法)訴訟の公聴会で、Activision BlizzardのCEO Bobby Kotick氏が任天堂の古川社長宛に出したメールの内容が引用される形で明らかになり、そこに任天堂の次世代機について言及している部分がありました。

そのメールの内容というのが…

任天堂の次世代機はPS4やXbox Oneが含まれる第8世代のハードウェアに近いですが、Activision Blizzardではその第8世代プラットフォーム製品と緊密に連携を取ってきたので、任天堂の次世代機でも魅力的なコンテンツを作成できるとお考え頂くのが妥当です。

任天堂の次世代機(Switchの後継機)の性能はPS4やXbox One並みだというのです。

PS4とXbox Oneは2013年発売ですので、誤解を恐れず言うならばSwitch後継機はスペック的には10年前のゲーム機並みということになります。

任天堂は歴代、ライバルを凌駕するハイスペックコンソールを目指さず良質なゲーム体験提供を重視してきたため性能はさほど高くなく、価格もライバルに比べると安価に提供されてきました。

次世代機であってもその方向性は維持されるはずですので、任天堂コンソールの歴代最高のスペックにはなるもののライバルであるソニーやマイクロソフトには劣ると聞いても、それで落胆するユーザーはいないでしょう。

あくまでも個人的見解という前提ですが、私は例えばPS4の性能が今ではもう不十分かと聞かれたら全くそんなことはないと感じています。逆にPS5は私にとってはオーバースペック(M2.SSDだって高いし)です。

性能に余裕があるのは悪いことではありませんが、その分は当然全てにおいて価格に反映されますから、Switch後継機が10年前のコンソール並みの性能を持っているのであればそれは歓迎すべき話ではないでしょうか。

[追記]
AUTOMATIONが任天堂の次世代機はPS4/Xbox One並の性能とのBobby Kotick氏の発言は原文を確認すると実際の発言とはニュアンスが違うと伝えています。
Switch次世代機が第8世代プラットフォームに近い性能というのは、Bobby Kotick氏はそう考えているとしても、それが彼の憶測に過ぎないというものです。質疑応答の最中にBobby Kotick氏は複数回「任天堂次世代機のスペックについての知識はまだない」と述べていることがその理由です。実は知らないという発言部分は飛ばして該当発言部分だけが一人歩きした結果が今回の報道ではないかというのがAUTOMATIONの見立てです。

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