ツイッターで、Tom Henderson氏が2023年9月に発売されると言われる外付けディスクドライブに対応するPS5新モデルについてハードウェアには大きな変更はなく、外付けのディスクドライブは現行のデジタル・エディションモデルと互換性がない可能性があると伝えていました。
最近よく情報ソースとして目にするTom Henderson氏はゲームニュースサイトInsider Gamingを運営する人物で、脱着可能な外付けディスクドライブ対応のPS5新モデルの情報やDiscord統合やクラウドストリーミング対応のPS5 バージョン7.00などはすべてTom Henderson氏からの情報です。
PS5の外付けドライブ対応モデルに関する追加情報をTom Henderson氏がこのようにツイートしていました。
A small update here:
– Doesn't seem like there are any major hardware changes from the original console.
– Disc Drive likely won't be compatible with the current digital versionhttps://t.co/2rzlDrjYAb— Tom Henderson (@_Tom_Henderson_) January 13, 2023
スモールアップデートです:
– オリジナルモデルからハードウェアの大きな変更はなさそう
– ディスクドライブは現行デジタルバージョンとの互換性がない可能性がある
外付けドライブモデルはPS5 Slimモデルの可能性がありますが、ハードウェア的に大きな変更がないということはSlimと呼んではいけない可能性があるサイズかもしれないということになります。また、ハードウェア的に変更がなければ開発機をディベロッパーへ配布する必要もないためソフトウェア開発の上では理にかなっているとは言えそうです。
そのあたりはソニーの戦略の問題なのでユーザーとしては気にする必要はありませんが、問題なのは外付けドライブが現行モデルに流用できない場合です。Tom Henderson氏自身もその話を情報筋から入手しただけのようですが、もし事実であればPS5の外付けBDドライブは新モデル専用となり、現行モデルのPS5デジタル・エディションでの使用はできないことになります。
BDドライブはUSB-CでPS5に接続するとされていますが、物理的には対応ドライバーさえあれば現行モデルどころかPCでも使えるはずです。本当にPS5新モデルのみしかサポートしないのであればソニーが意図的に「新モデルでしか使えない仕様にしている」ことになります。
発売当初は十分なBDドライブの数を生産できないため新モデル専用として制限し、生産が安定してきたらソフトウェアアップデートでその制限を解除するということも考えられますが、もしかすると考え方が逆で、現在市場に流通しているBDドライブを使わせないようにするための制限の影響で新モデル専用なのかもしれません。