GEOの販売ページで、PlayStation 5の新型式モデルCFI-1200シリーズが9月15日に発売されることが公表されていました。
今年の5月半ばにSIEが「CFI-1200」シリーズの技術基準適合証明を取得しています。そのCFI-1200の発売です。ヒートシンク軽量化の現行モデル「CFI-1100」に続く3世代目となります。
Slimモデルであれば通常CFI-2000シリーズとなるはずですので、現行モデルと同じ筐体になります。GEOのサイトで発売が9月15日になっていますが、ちょうどPS5が日本で値上げされる日となっています。
モデルチェンジによる変更内容はGEOのサイトでは分かりませんが、オーストラリアの販売店では既にCFI-2000シリーズが販売されたようで、Press Startによると販売店と既に購入したユーザーの情報からCFI-1202A(通常版)とCFI-1202B(デジタル・エディション)として発売され、現行モデルよりそれぞれ300g/200g軽量化されているようです。
スペックシートでは重量の変化しか分かりませんが、これまでの3世代モデルでの重量変化は以下となっています。
初期モデルCFI-1000
通常版: 4.5kg / デジタル・エディション: 3.9kg
現行モデルCFI-1100
通常版: 4.2kg / デジタル・エディション: 3.6kg
新型モデルCFI-1200
通常版: 3.9kg / デジタル・エディション: 3.4kg
CFI-1000からCFI-1100の軽量化はヒートシンクの小型化が主な要因でした。今回またヒートシンクだけで同じ重量減とは考えにくいので、チップセット含めてもっと変更があるかもしれません。本来であれば生産効率の向上や部品のコストダウンなどが盛り込まれたモデルチェンジとなりそうではありますが、実際には販売価格が5500円値上げされるモデルとなっています。
CFI-1200シリーズで実際行われた変更内容の確定は分解情報を待つしかありませんが、オーストラリアで既に手に入れたユーザーがいることから近いうちにそれが明らかになるでしょう。