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Nintendo Switchの署名パッチ DMCAテイクダウンで一斉撤去

Nintendo SwitchのカスタムファームウェアのAtmosphereで非署名NSPや変換XCI(違法コピーもこれに含まれます)をインストール・起動(違法コピー含めたバックアップ起動を可能にするためには署名チェックを回避する必要がある)するために必要な署名パッチがGitHubから突然一斉撤去されました。

著作権を侵害しているとしてDMCAテイクダウン(アメリカのデジタル・ミレニアム著作権法に基づいて、著作権侵害に当たるインターネット上のコンテンツを削除すること)に基づきGitHubがNintendo Switch向けの署名パッチ(SigPatch/ Sigpatches)の削除を行ったことになります。現時点でGitHubから現在メインで配布されているTeJayH氏の署名パッチとborntohonk氏の署名パッチがアクセスできなくなりました。

実は同じことが2年前にもありました。

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく申し立てによりTeam-NeptuneがDeepSeaから署名パッチを2年前に廃止しました。

Switchシーンメンバーが任天堂からDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく申し立てを受けたと発言していることから、当時は任天堂がDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく申し立てをGitHubに対して行ったとされています。

DCMAノーティスとDCMAテイクダウンとは、権利侵害を主張する者からの通知(DCMAノーティス)により、権利侵害情報か否かの実体的判断を経ずに当該情報の削除等の措置を行うこと(DCMAテイクダウン)により当該削除に係る責任を負わないこととするものです。

反論の余地はありますが、2年前の実例からおそらくこのまま署名パッチは削除されたままとなる可能性が高いです。

現時点で誰がDCMAノーティスを行ったのかの情報はありませんが、おそらく前回同様任天堂だと思われます。

現在はAtmosphereインストールのための初心者向けオールインワンパッケージツール類で署名パッチを含んでいるものが配布されていますが、Pack Atmosphere Vanilla(AtmoPack-Vanilla)の最新版(v2.2.4)では配布を一旦中止し「署名パッチを自動生成する方法を準備中」としています。

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