任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switchのシステムバージョン 14.1.2_rebootlessをリリースしていました。
前バージョンの14.1.2から2週間でのアップデートになりますが、今回は今までにないパターンです。なんと、バージョン数字はそのままなのです。そのままと言うより、公式発表はされていないので公式サイトを見ているだけではアップデートがあったことすら分かりません。
Sysupdate detected for Switch: https://t.co/dTn8f3rOAS
— ylws8bot (@ylws8bot) June 28, 2022
何らかの変更があると自動でツイートするbotが反応しただけで、公式発表は一切ないどころかバージョンも14.1.2のままです。再起動不要のアップデートになっているので、バージョンは14.1.2_rebootlessと呼ばれるようです。
サイレントアップデートになりますので公式発表の変更点はありません。ないどころか、発表されていないのと何も変わりません。botがなかったら気が付かないアップデートです。
SciresM氏が早速反応して状況を教えてくれています。
This is a rebootless/data only update, latest firmware version number will still show as 14.1.2, and atmosphere 1.3.2 will continue to work as before. https://t.co/23rND3C4E4
— Michael (@SciresM) June 28, 2022
今回は再起動不要のデータだけのアップデートです。ファームウェアバージョンの数字も14.1.2のままです。Atmosphere 1.3.2も今まで通り動きます。
再起動不要という時点でシステムの根底に関わる部分ではないことから大きな問題にはならないでしょうが、なんぞこれ、という感じのアップデートです。
[追記]
リップブルーさんからもコメントも頂きましたが、Homebrew開発者でもあるOatmealDome氏のツイートによると、14.1.2 rebootlessの変更内容は「バッドワードリスト」、つまりNGワードリストの更新のみでした。
[Nintendo Switch Firmware Update]
Nintendo has released a “rebootless” update for 14.1.2.
The only changes are to the bad words list. A large amount of swears, racial slurs, words of a sexual nature, references to terrorist organizations, and more were added to all languages.
— OatmealDome (@OatmealDome) June 28, 2022
変更はバッドワードのリストのみです。卑語や人種的中傷、性的な言葉、テロ組織への言及などの大量のワードが全ての言語に追加されました。