任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switch システムバージョン 12.1.0をリリースしていました。(オレクラスさん情報ありがとね)
前バージョンの12.0.3からほぼ1ヶ月でのアップデートになります。
今回のアップデートは内部的にはかなり大型のアップデートになります。
12.1.0(2021年7月6日配信開始)
ゲームソフトの更新データをダウンロードするときに、本体保存メモリーや microSD カードの空き容量が不足する場合、先にそのソフトの古いデータを消去してから新しいデータをダウンロードできるようにしました。
・古いデータを消去した場合、新しいデータのダウンロードが完了するまでそのゲームソフトは遊ぶことができません。
いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。
ゲームアップデートの際のメモリー容量不足に対応したようです。これはかなりありがたいアップデートです。それだけならいいのですが、当然のごとくそれでは済みません。
Switchbrew wikiによると、内部的にはシステムモジュール、システムデータ、アプレットなど全てに渡ってアップデートされているようです。
バージョンの数字的にもマイナーアップデートとは表現し難く、更新内容も多岐に渡るためAtmosphereがそのまま動かないだろうと直感的に誰もが予想するでしょう。SciresM氏もこのように発言しています。
Atmosphere will need an update — I can't start working on stuff until tomorrow night at the earliest, but I'll get stuff settled as soon as I possibly can. https://t.co/efWMxjQfgV
— Michael (@SciresM) July 6, 2021
Atmosphereのアップデートの必要ありです。早くても明日の夜にしか作業が始められません。できるだけ頑張ります。
普段からAtmosphereのコミットはSciresM氏によるものがほとんどで、今回のようにAtmosphereのアップデートが必要になった場合、彼が対応しないと話が進まないのが今のSwitchシーンの現状です。
SciresM氏の発言の雰囲気からAtmosphereの12.1.0への対応に必要なものは時間だけのように見えますので、Atmosphereユーザーは少しの間アップデートは控えましょう。SciresM氏はAtmosphereの更新作業開始のことしか言及しておらずリリース予定については述べていませんが、最近比較的余裕を持ったスケジュールを最初に述べる傾向がありますので日本時間で明日あたりAtmosphère 0.19.5くらいのバージョンでリリースされるかもしれません。