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年内発売と噂の新型Nintendo Switch まもなく発表か 高性能な追加モデルではなく現行モデルの置き換え Bloomberg伝える

Bloombergで、任天堂が高画質化したアップグレード版Nintendo Switchを現行モデルと置き換える形で6月のE3前に発表し秋に発売するとの情報を伝えていました。

任天堂が高画質化したアップグレード版Nintendo Switch、通称Switch Proの年内発売を長く追い続けてきたBloombergに加えて日経も報道したことから、上位モデルとして”Switch Pro”が追加発売されることはほほ間違いないだろうと思われてきました。

しかし、ここに来てSwitch Pro報道の先駆者であるBloombergが新たな情報を出してきました。

事情に詳しい情報筋から得た情報だとして、任天堂が発売を計画している新型Nintendo Switchについて以下のように伝えています。今までの報道内容と大きく異なるところがあります。

新型Switchは年内発売で、価格は上昇する可能性はあるものの高画質に対応した現行モデルのアップグレード版、という特徴は今までと変わりませんが、6月の早ければ上旬にも発表され、現行モデルは廃止されるという情報は今までにはありませんでした。価格が上昇する可能性があるにもかかわらず現行モデルを廃止することに疑問を感じますが、あくまでも噂レベルに過ぎないので実際どうなるのかは本当に発表されるまでは分かりません。

Switch Proという呼称はソニーのPS4 Proのように上位モデルとして追加されるという意味合いからそう呼ばれるようになったものですから、Bloombergの情報が正しければもはや新型SwitchはSwitch Proと呼んではいけないことになります。

3DSの時のように、new Nintendo Switchという商品名で発売され、現行モデルとの置き換えは表向き正式発表はされないものの事実上置き換えたことと同等の扱いになり販売の主力がnew Nintendo Switchへ完全にシフトするというシナリオは十分考えられますが、価格が上昇するという話だけが引っかかります。入門機の役割をSwitch Liteが担うという位置付けにすれば標準モデルが高価格化しても販売に影響ないと任天堂は判断したのかもしれません。

6月発表(というか、来月です。しかも来週とか再来週という非常に近々の話になります)の情報ですが、もともと新型Switch発売自体PlayStation 5やXbox Series X|Sの発売に合わせた営業戦略だったはずが、昨年の想定外の巣ごもり需要勃発で発売を先送りしたのだと私は見ています。半導体不足によるライバルの品薄状態に助けられてSwitchは販売的にあまり追い込まれていない状況ですが、突然「来月発表することにした」のではなく、もともと対ライバル機戦略で計画していた新型を投入する機会を任天堂はただ単に待っていただけなのかもしれません。

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