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PlayStation 5の予約客に販売店連絡「2021年までお待ちいただく可能性がございます」

VideoGamesChronicleで、PlayStation 5の予約を受け付けた海外の販売店の一部が予約客に対して入荷が2021年になる可能性があると連絡していたことを伝えていました。

VideoGamesChronicleには複数の読者から「予約した販売店から2021年までPlayStation 5をお渡しできないと言われた」という声が多数寄せられたそうです。

既にPlayStartion 5の発売日入荷分の予約を受け付けておきながら発売日どころか年内お届けもできない可能性があると顧客に連絡をした販売店は、アイルランドのGameStopとイギリスのShopToです。

また、アマゾンもPlayStartion 5先行予約客に対して発売日に受け取れない可能性があると通知しているようです。

アイルランドのGameStopの通知文には、PlayStarion 5発売が遅れる理由について「弊社では制御できない状況」としています。そのため、年内入手が困難であってもこのまま予約を続けるかキャンセルするかを選べるようにしています。

どうも、こういった連絡はすべてソニーが欧州の販売店に対してPlayStation 5の発売日での割り当て数を通知してから24時間以内に行われています。

イギリスのShopToはソニーから9月26日(月)にPlayStation 5の割り当ての詳細を受け取りましたが、その割り当て数は既に受け付けてしまっていた予約の数を大幅に下回るもので、全員に販売できる状況ではないことが発覚しました。アマゾン含め他の販売店も状況は同じようです。ソニーが予約を受け付けるとした9月18日の時点で販売店に出荷割当数を伝えていたのかどうかがポイントになりそうですが、その点についてはVideoGamesChronicleでは言及していません。だたしShopToは9月26日(月)に「詳細」情報を受け取ったとしているので、9月18日の時点でが概算の数字だけは把握していた可能性が高いと思われます。そうでなければ予約台数を設定できません。

これらのことから考えられるPlayStation 5の現状の可能性(推測)は

です。

同様の話は日本では聞きません、欧州のPlayStarion 5発売日は日本より遅いため、欧州出荷分が調整弁に使われた可能性でもあるのでしょうか。

ソニーはPlayStation 5の発売日と価格発表の翌日から予約を受付すると発表するも、予約が混乱したとして謝罪、今後より多くの予約向けPlayStation 5の台数を算出して販売店に通知し、年内により多くの台数を出荷すると明言していました。その通知の結果が欧州の混乱を招きました。「より多く」ではなく「かなり少なく」通知したということになります。

ここで浮上してくるのか、なんだかコメント欄が荒れたブルームバーグのPlayStation 5生産台数400万台下方修正→ソニー全力否定です。

ブルームバーグは製造関係者からの情報で記事を書いてます。ソニーがブルームバーグの記事全否定後にチップの生産状況から生産が遅れるという正式連絡を受け、欧州の販売店への割り当て台数を減らさざるを得なくなったと考えるとすべてのつじつまが合います。その推測が正しいと仮定し、日本では同様の話が聞こえてこないことから割を食ったのはPlayStation発売後発組の欧州、中東、南米、アジア、南アフリカだけなのかもしれません。

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