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【考察】PlayStation 5 デジタル・エディションの供給は全体の1割強

PlayStation 5はノーマルモデルのほうが供給量か多く、1万円安価なデジタル・エディションは数が少ないと言われていますが、実際全総数の1 割強程度しか用意されないようです。今回店頭予約してみたところ、そんな事実が明らかになりました。

PlayStation 5がPlayStation 4のゲームをプレイできる後方互換を備えているのであれば、中古でも手に入るPlayStation 4のディスクがプレイできるかどうかは購入の大切なファクターです。そう思うのは私だけではないと思います。また、デジタル版のタイトルを購入すると中古で売却するということができなくなります。従って、先のようにツイートしながらも、実際にはデジタル・エディションの方が供給が少ないのだろうと感じてはいました。

Yahoo!ニュースにも掲載されていたPHILE WEBの記事によると、最終的な倍率はデジタルエディションが91倍、ノーマルモデルが40倍だったようです。

予約初日に私が予約を入れた際にはデジタルエディションが17倍、ノーマルモデルが9倍でしたので、数字の上では予約期間経過に伴いノーマルモデルを予約する顧客が増えていったことになります。

安いモデルでいいと考える顧客は一定数いるはずで、予約開始当初はデジタル・エディションを積極的に選ぶ人はいたものの、その供給が少ないと聞いてデジタル・エディションを諦めノーマルモデル選ぶ人が徐々に増えていったのではないでしょうか。

ただし、そんな状況で見えていたのはあくまでも「デジタル・エディションの方が供給量が少ない」という概要だけで、ノーマルモデルと比べて実際どの程度少ないのかは見えていませんでした。

そんな中、昨日からエディオンでカード会員(クレジットカードで年会費1,078円)のみ抽選予約を受け付ける店頭予約が始まったので足を運んでみました。
そこで受付で渡されたのが、先の写真のチラシです。そこにはノーマルモデルとデジタル・エディションのその店舗で用意される台数が明記されていました。

デジタル・エディション 8台
ノーマルモデル 60台

でした。

割合で言うと2 : 15です。理論上PlayStation 5が1万台あるとすると、内訳はノーマルモデルは8824台、デジタル・エディションは1176台となります。

ざっくり言うと、9割ノーマルモデル、1割デジタル・エディションですね。

店舗によって台数は異なる可能性はありますが、その割合が大きく異なることは考えにくいと思われます。

そんなに供給量に差があるにも関わらず、当選倍率(デジタルエディションが91倍、通常モデルが40倍)はそこまでの大差にはなっていません。

それら数字から計算すると(結果だけ書きます。面倒なので計算式は省略します)

全体の77%がノーマルモデルを、23%がデジタル・エディションを予約していたことになります。デジタル・エディション(光学ドライブレスモデル)の人気が意外と高いようです。

現時点でこの割合ですので、供給が落ち着いてくるとデジタル・エディションを選ぶ顧客がもっと増えてくるものと予想されます。

光学ドライブはUltra HD Blu-rayなので、Ultra HD Blu-rayプレーヤーとしても使えるノーマルモデルが圧倒的な人気だと思っていましたが、最近はダウンロード販売がかなり伸びてきているようですので光学ドライブの有無にこだわる顧客は今後減っていくのでしょう。

同じくドライブレスのソニーの携帯ゲーム機PSP goは市場に全く受け入れられず、2009年発売後わずか1年半で早々にラインナップから姿を消しましたが、あれから10年でやっと時代がPSP goに追いついたなあとしみじみ感じます。

今回の数字はあくまでも私が調査した数字を基にして考察していますので、その点だけご了承下さい。事実をお伝えしているというよりも、本当に考察です。

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