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Xbox Series X/Sの1TB拡張ストレージカード 価格は220ドル

WindowsCentralで、マイクロソフトのXbox Series X/Sにストレージ用としてオプションで用意される1TBの拡張NVMe SSDカードは価格が220ドル(日本円で23,000円強)と高額になることを伝えていました。

マイクロソフトはストレージカードの価格を発表していませんが、220ドルというのはアメリカ大手販売店GameStopでのリーク情報から明らかになったものです。内蔵SSDと同じ高速動作が特徴ですが、コストもそれなりにかかります。

現時点で発表されている内容だと、拡張カードは1TBしかラインナップがありません。220ドルだと価格的には市販の同規格の同等品レベルと言えます。高くもなく安くもないそんなものかなというレベルですが、いかんせん種類が1種類だけで選択肢が存在しないところが気になります。

日本ではXbox Series X用Seagateストレージ拡張カードとして2020年年末発売予定とされています。

拡張ストレージカードはSeagateとマイクロソフトが共同で開発した専用品になっていて、ケースの中にSSDが入っています。インターフェースとしてはPCIe Gen 4 MVMeですが、専用品として高速転送のためにカスタマイズされて内蔵SSDと同スペック同じ扱いになるようにしているので「Xbox Series X用Seagateストレージ拡張カード」しか使えないようにしてある可能性が高いです。

Xbox Series XとXbox Series Sはゲームをプレイするためにはこの高速SSDから起動することが必須らしく、下位互換のために用意されているUSB3.2ポートはHDDをマウントすることはきますが(下位互換タイトル起動には使えるようです)、実際Xbox Series XとXbox Series S用タイトルをプレイするにはSSD側に転送してやる必要があるようです。

Xbox Series Sは安価ではありますがSSDが512GBです。ダウンロード専用モデルで512GBというのは心許ない数字ですので将来的には拡張することを考えておいた方がいいかもしれません。1TB NVMe SSDカードを追加することで容量の合計は1.5TBになりますが、価格がXbox Series Xを超えます。

Xbox Series Sは32,980円(税別)と次世代機としては非常に安価な印象があるため購入意欲が増しそうですが、購入時の初期投資が少ないだけで、高速動作を追求するが故に必要なコストが非常に高額であることが最大の欠点となりそうです。

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