Polygonで、Ubisoftが公式サイトでPlayStation 5の後方互換はPlayStation 4のみPlayStation 3以前のタイトルについての後方互換には非対応であることを掲載していたことを伝えていました。
ソニーの次世代ゲーム機PlayStation 5は1世代前となる現行モデルのPlayStation 4に対する後方互換のみで、「レガシーモード」と呼ばれる、ハードウェア動作のモードを変えることで実現しています。そのためPlayStation 4タイトルのうち動作検証が済んだもの(実際には動作未検証でもほとんどが動くと言われています)が後方互換タイトルとして明示されることになっています。
しかし、それ以前のPlayStation(初代PS、PS2、PS3)への後方互換については対応するともしないとも明言されていません。全世代のXboxシリーズ(初代Xbox、Xbox 360、Xbox One)との後方互換を売りにするマイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Seires Xとは後方互換に対する力の要れ具合が全く異なります。
そんな折、期せずしてUbisoftの豪州ウェブサイトにおいてFAQの形でPlayStation 5は初代PlayStation、PlayStation 2、そしてPlayStation 3タイトルへの後方互換には非対応であることが公表(現在その表現は削除)されていました。
Backwards compatibility will be available for supported PlayStation 4 titles, but will not be possible for PlayStation 3, PlayStation 2, or PlayStation games.
後方互換については対応したPlayStartion 4タイトルでご利用できますが、PlayStation 3、PlayStation 2、PlayStationゲームではご利用になれません。
機能は多ければ多いに超したことはないのでマイクロソフト Xbox Seires Xの全世代Xboxタイトルへの後方互換は羨ましいと感じますが、日本に限ってはそもそもXboxシリーズは売れていなかったので対応タイトルを持っている人も多くはないどころか中古でゲームを買おうにも数が少ないので選択肢は限られ、事実上メリットはあまりありません。
ソニーはそもそもPlayStation 4でPlayStation 3への後方互換をスパッと切り捨てて(後にストリーミングで擬似的に後方互換に対応)成功していますので、少し残念ではありますが後方互換にあまり注力しないのもうなずけます。