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PlayStation 5の後方互換(PS4) 動作未検証タイトルでも全部起動できる

VG247で、PlayStation 5はソニーが動作確認済みタイトルとしてしないものも含めたすべてのPlayStation 4タイトルが起動できる見込みだと伝えていました。

PlayStation 5の後方互換は1世代前のPlayStation 4のみが対象で、PlayStation 5でPS4 Pro/PS4の動作を行う「Proレガシーモード」/「レガシーモード」によりPS4タイトルのほとんどがプレイ可能となる見込みであることが公式発表されていました。ところがソニーとしては無条件でPlayStation 4タイトルが動くとは言わず、あくまでも検証テストをして後方互換を1つずつ検証していく姿勢を崩していません。

しかし、どうやら実際にはすべてのPlayStation 4タイトルが後方互換で動作することがほぼ確実であることが見えてきました。

チャンネル登録者数9万人の「人気YouTuber」らしいLance McDonald氏(ツイッターアカウントの@manfightdragonはフォロワー数2.5万人)が、今は消されてしまっていますが次のようなツイートをしていました。

以前の発言について混乱を来しているようなのできちんとお伝えしておきます。PlayStaion 5はゲーム毎のホワイトリストがなくてもPlayStation 4のゲームを起動させることが可能です。ソニーは検証を継続していますが、システム的には未テストタイトルの起動を妨げるような作りにはなっていません。

このツイートを消してしまった理由についてLance McDonald氏は「ソニーへ敬意を表してツイートを削除しましたが、解釈についてはお任せします。」としており、どうも依頼されてツイートを削除した臭いことと、情報としては正しいことを暗に示唆するコメントをしています。

こうなるとLance McDonald氏の発言の信憑性がどの程度のものなのかというところが問題になってきます。

VG247ではLance McDonald氏のことを「BloodborneとDark Soulsのコンテンツの件で知られる人物」と表しています。調べてみたところ、GameSparkの2018年のこんな記事を見つけました。

海外YouTuberのLance McDonald氏は『Bloodborne』と『DARK SOULS III』のデータ解析により、『DARK SOULS III』内に「儀式剣(バトルロイヤル:蝕夜)」という名称のデータを発見したとのこと。

データの解析から製品版ではカットされているデータの存在を突き止め公表したことが複数回存在した事実から、GameSparkではLance McDonald氏の情報を「信憑性はある程度担保されている」と評しています。

更にGameSparkがその元記事として紹介している海外メディアのPCGamesNの記事へ遡ると、Lance McDonald氏を「”indie dev”(インディーゲームの開発者)でありYouTuber」と紹介していることが分かりました。開発者筋が本当であればPlayStaion 5の開発機を持っている可能性も高く、その情報もある程度持っていると思って間違いないでしょう。

そうなると、Lance McDonald氏のPlayStaion 5の後方互換に対する「ソニーが認めていない情報」をツイートしたことに対してソニーからクレームが入ったため、該当ツイートを削除したというシナリオが見えてきます。PlayStation 5は未テスト後方互換タイトルの起動を妨げるようなシステムではないということが事実である可能性が非常に高いことになります。

PlayStaion 5の後方互換はシステム内部の動作モードの変更によるものでエミュレーションではありませんから、ホワイトリストによる起動許可の仕組みなど何らかの制限を設けていないのであれば、PlayStation 4の実機で動作していたものはPlayStation 5でも普通に起動すると考えても良さそうです。

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