PlayStationLifeStyleで、PlayStation 4システムアップデート 8.00ベータではサードパーティのAuthenticatorアプリケーションを使った2段階認証が追加されたことを伝えていました。
先日開始されたPS4 システムソフトウェア 8.00 ベータテストで、どうやら新たな機能が追加されていたようです。
8.00 ベータでは、PS4へサインインIDでPSNへログインする際App StoreまたはGoogle Playで配布されているAuthenticatorアプリケーションを使った承認を行えるようになりました。ただしすべてのAuthenticatorアプリケーションへの対応を保証しているわけではありません。
Authenticator(認証)アプリケーションというと、メインどころとしてはGoogleのGoogle AuthenticatorとマイクロソフトのMicrosoft Authenticatorあたりが有名です。そちらかを使っている方が多いのではないでしょうか。
Authenticatorアプリケーションはいわゆるワンタイムパスワードジェネレータアプリケーションです。Authenticatorアプリケーション側でアカウントを登録(関連付け)すると、今回のPS4 8.00ベータでのPSNログインのように2段階認証でAuthenticatorアプリケーションが使える場合、PSNログイン時にAuthenticatorアプリケーションをインストールしたAndroidまたはiOSデバイスに通知が届くので、サインインを承認するだけで勝手に裏でワンタイムパスワードの確認のやりとりが行われ、最終的なPSNログインが完了します。
事前の準備こそちょっと面倒ですが、SMSやメールで送られてくるコードを入力するという2段階認証の手間よりははるかにお手軽感はあります。ただ、なんでもかんでもスマホ所有前提のインフラがどんどん構築されていくことに若干の違和感は感じます。
今はベータ版でのAuthenticatorアプリケーションによる2段階認証ですが、正式リリース時に外されることはまずないでしょう。当然ながら今後リリースされるPlayStation 5にも実装されているのは確実です。