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PlayStation3 システムソフトウェア バージョン4.86(追記:HFWリリース)

SIEJAが、PlayStation3 システムソフトウェア バージョン4.86をリリースしていました。(ピンポンくんさん情報ありがとね)

前バージョンの4.85から7ヶ月ぶりのアップデートになります。

ピンポンくんさんからの情報で頂いたとおり、公式サイトでは最新版が4.85の状態のままで4.86になっていません。

調べてみたところ、PS3のupdatelist.txtでは以下のように

# JP
Dest=83;CompatibleSystemSoftwareVersion=4.8600-;
Dest=83;IncrementalUpdateVersion=0001091d-0001091d;ImageVersion=00010938;SystemSoftwareVersion=4.8600;CDN=http://djp01.ps3.update.playstation.net/update/ps3/image/jp/2020_0331_cf9cb4ba53a83ad557501417837c8de9/PS3PATCH.PUP;CDN_Timeout=30;
Dest=83;ImageVersion=00010938;SystemSoftwareVersion=4.8600;CDN=http://djp01.ps3.update.playstation.net/update/ps3/image/jp/2020_0331_cf9cb4ba53a83ad557501417837c8de9/PS3UPDAT.PUP;CDN_Timeout=30;

となっており、間違いなく現在の最新バージョンは4.86になっています。

4.85まではカーネルexploitが対策されておらず、エントリーポイントがあればハックすることが可能でした。今回何らかの対策が施されている可能性は高いと思いますが…

海外のPS3シーンでも話題になっており、PS3HAXでも「4.86 Updateが出ているが、公式サイトには言及がない。”システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました、という内容である可能性は高いが、”CFWを使うなどハックしたい場合はアップデートしないように」と注意を呼びかけています。

詳細について分かれば追記します。
[追記]
ようやく公式サイトが更新されました。
公式発表の変更点は以下です。これでは詳細が何も分かりませんね。(オレクラスさん情報ありがとね)

■ バージョン4.86で更新される主な機能

システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。

[追記2]
心配していたカーネルexploitの根本的な対策ではなかったようです。

PSX-Placeで、Joonie氏は「4.86にはカーネルに変更がなかった」としてPS3の4.86をベースとしてエントリーポイントとしてのWebkit exploitを利用できるように改造しただけの、PS3の全モデルにインストールすることができるモディファイ版公式ファームウェアHFW(Hybrid FirmWare) 4.86.1をリリースしていました。
PS3HENのアップデートも近くリリースされるだろうとしています。

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