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ちまたで話題の日本語に対応したDeepL翻訳を使ってみた

最近ツイッターでDeepL翻訳の話題を目にすることが増えました。DeepL翻訳とはドイツのテクノロジー企業のDeepL社が2017年8月にサービスを開始した「高品質の訳文を作り出せる画期的なニューラル機械翻訳」で、無料で利用できます。
当初は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、オランダ語に対応で日本語は「言語の習得に向けてトレーニングを進めています」と今後対応予定であるとしていましたが、2020年3月19日に日本語対応が発表されました。

そんな話題のDeepL翻訳、基本的に日々私の脳内変換でまかなってきたこのブログが、もしかしたら脳を使わなくても済む楽々生活に繋がるのではないかと期待してレビューしてみます。

DeepL翻訳はGoogle翻訳をはじめとしたライバルよりも「遥かに優れた訳文が得られる」のが謳い文句のサービスです。さらに今年の2月、AI翻訳を加えたニューラルネットワークを活用することで「翻訳が難しかった長めの文章も、間違えることなく翻訳」できることになりました。このAI翻訳により「DeepLが求める翻訳基準を満たす訳文を作れるようになった」ことから日本語対応が発表されたというのが現在の状況です。

ユーザーにとってはそんなうんちくはどうでもいいので、最近実用的になってきたと感じているGoogle翻訳よりも果たしていいのか悪いのか、それを判定します。

サンプル英文は、専門用語バシバシで翻訳しにくいと常に私が感じている、SwitchのCFW Atmosphèreの更新履歴を使います。最新のAtmosphère 0.10.5にお出ましいただきました。最近はあまりに面倒なのでAtmosphèreの更新履歴をさらっとまとめてくれているSciresM氏のツイートに100%依存してしまっているほど翻訳が面倒なのです。

DeepL翻訳の比較対象は、私の間隔でそこそこ使えるようになってきたと感じている以下の2社を選択しました。
・Bing翻訳
・Google翻訳

まずは、個人的には使い物にならないと思っているのでほぼ利用しないマイクロソフトのBingです。

Atmosphère 0.10.5 をBing翻訳してみた

0.10.5はアトモスフェールの28番目の公式リリースです。

fusee-primary は、最後に更新されました: 0.10.4.

@switchbrewチームのおかげで、アトモスフェール0.10.5はhbl 2.3とhbmenu 3.2.0にバンドルされています。

前回のリリース以降、以下が変更されました。

レイヤードフの romfs を提供する際に、fs.mitm がイメージを構築する方法に変更が加えられました。
以前のromfsメタデータの構築には、ファイルテーブルサイズのメモリコストが約〜約4〜5倍でした。
これにより、ファイル メタデータ テーブル (> 4 MB) が大量に含まれるゲームで、fs.mitm の 16 MB のメモリ プールが使い果たされました。
このように、romfs イメージを作成するコードは、メモリ効率が大幅に高くなるように変更されました。
メモリ要件が~4xファイルテーブルサイズから~2xファイルテーブルサイズ+ 0.5 MBに引き下げになりました。
これにわずかなスピードペナルティがありますが、フットボールマネージャー2020でのテストは、ゲームが多くのモッドファイルで起動するために余分な〜1.5秒しかかかりませんでした。
0.10.2 で行われた非同期の変更のおかげで、これは目立つはずです。
レイヤードフのモッズをロードするときにams.mitmのメモリを使い果たすゲームに遭遇した場合は、SciresMに連絡してください。
Romfsの建物はさらにメモリ効率を高めることができますが、ゲームがさらに不条理に巨大なファイルテーブルで表示されない限り、それはスピードトレードオフの価値がないようです。
バグが修正され、特定のプロセスに対して、大気の致命的なエラーコンテキストが TLS をダンプしならなかった。
ユーザーのエクスペリエンスを向上させる一般的なシステムの安定性の向上。

Bingの総評

・AtmosphèreはAtmosphèreと訳すべきで、アトモスフェール?Atmosphereと記載があると普通に大気と訳している。
・hbmenuやhbl、romfs、fs.mitmといったSwitchシーンの固有名詞に当たるものをそのままにしているのは好感が持てるが、layeredfsをレイヤードフと訳している時点でそれが単なる「わかんねーからそのまま置いとけ」的偶然の産物であることをうかがわせる。
・なんとなく意味は伝わるが日本語としてはおかしいところが散見。
・~4xとか~2xをそのまま放置するとか不親切

次は安定のGoogle翻訳です。

Atmosphère 0.10.5 をGoogle翻訳してみた

0.10.5はAtmosphèreの28番目の公式リリースです。

fusee-primaryの最終更新日:0.10.4。

@switchbrewチームのおかげで、Atmosphère0.10.5はhbl 2.3およびhbmenu 3.2.0にバンドルされています。

以下は、前回のリリース以降に変更されました。

layeredfs romfsを提供するときにfs.mitmがイメージを作成する方法が変更されました。
romfsメタデータの構築には、以前はファイルテーブルサイズの約4〜5倍のメモリコストがありました。
これにより、特に巨大なファイルメタデータテーブル(> 4 MB)を持つゲームがfs.mitmの16 MBメモリプールを使い果たしました。
したがって、romfsイメージを作成するコードは、大幅にメモリ効率が向上するように変更されました。
メモリ要件は、ファイルテーブルサイズの最大4倍からファイルテーブルサイズの最大2倍+ 0.5 MBに削減されました。
これにはわずかな速度のペナルティがありますが、Football Manager 2020でのテストは、多くの変更されたファイルでゲームを起動するのに余分な〜1.5秒しかかかりませんでした。
これは、0.10.2で行われた非同期の変更のおかげで目立ってはなりません。
layeredfs modをロードするときにams.mitmのメモリを使い果たす(クラッシュする)ゲームに遭遇した場合は、SciresMに連絡してください。
Romfsの構築は、メモリの効率をさらに高めることができますが、ゲームがさらにひどく巨大なファイルテーブルで表示されない限り、速度のトレードオフに値しないようです。
Atmosphereの致命的なエラーコンテキストが特定のプロセスのTLSをダンプしなかったバグが修正されました。
一般的なシステムの安定性が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

Googleの総評

・固有名詞をきちんと固有名詞と判断しているところは非常に好感が持てる。特にAtmosphèreとAtmosphereを固有名詞と判断して日本語にしていないのは評価に値する。
・~2x、~4xを最大2倍、最大4倍と訳せたのはGoogleだけ
・意味はそれなりに伝わる

最後に、今回評価対象のDeepLです。

Atmosphère 0.10.5をDeepL翻訳してみた

0.10.5はAtmosphèreの28番目の公式リリースです。

fusee-primary の最終更新は 0.10.4 です。0.10.4.

switchbrewチームのおかげで、Atmosphereère 0.10.5 は hbl 2.3 と hbmenu 3.2.0 にバンドルされています。

前回のリリースから以下のような変更がありました。

レイヤー化されたfs romfsを提供する際のfs.mitmのイメージのビルド方法を変更しました。
以前の romfs メタデータのビルドでは、ファイルテーブルサイズの約 4-5 倍のメモリコストがかかっていました。
このため、特に巨大なメタデータテーブル(4MB以上)を持つゲームでは、fs.mitmの16MBのメモリプールを使い切ってしまうことがありました。
そこで、ROMFSイメージを作成するコードを大幅に変更し、再度、メモリ効率を大幅に向上させました。
必要なメモリ量は ~4倍のファイルテーブルサイズから ~2倍のファイルテーブルサイズ + 0.5 MB に削減されました。
これには若干のスピードペナルティがありますが、Football Manager 2020でのテストでは、多くの変更されたファイルを使用してゲームを起動するのに余分に~1.5秒しかかかりませんでした。
これは、0.10.2で行われた非同期の変更のおかげで顕著ではないはずです。
もしlayeredfsのmodをロードする際にams.mitmのメモリを使い果たしてしまう(クラッシュしてしまう)ゲームに遭遇した場合は、SciresMに連絡してください。
Romfs のビルドはもっとメモリ効率を上げることができますが、ゲームがもっととんでもなく巨大なファイルテーブルを持って現れない限り、速度とのトレードオフの価値はないと思われます。
Atmosphere の致命的なエラーコンテキストが特定のプロセスで TLS をダンプしない原因となっていたバグが修正されました。
一般的なシステムの安定性を向上させ、ユーザー体験を向上させました。

DeepLの総評

・fusee-primaryの更新について、日本語の表記としてどうよというBing、更新日じゃないだろというGoogleに対して日本語の表現としては一番普通。0.10.4を2回言っているのが意味不明ですが。
・layeredfsをレイヤー化されたfs?文法としてはまあそうなんだけど。
・> 4 MBを「4MB以上」と日本語にできているのはDeepLだけ(4MBは含まれないので細かいこと言うと”以上”ではないのですが…)
・メモリを「使い果たす」と訳すライバルに対して「使い切る」という表記にしたのは、文脈からふさわしいと判断できるため評価できる。
・接続詞の選択の仕方がかなり高度。thusを「そこで」と訳すとは日本語の選択として最高。前後関係をきちんと読み取ってないとできない高度な技。
・This shouldn’t be noticeableの部分、DeepLだけ表現が秀逸。逆の意味になったBingと、shouldn’tだけ強調して意味を取り違えたGoogleに対して「顕著ではないはずです」と訳せる翻訳エンジンは凄い。

Bing翻訳/ Google翻訳/ DeepL翻訳の総評

一言で表現すると
・もっとがんばりましょうのBing翻訳
・文法的、文意表現はまだ苦手だけど細かい表現が上手なGoogle翻訳
・日本語の表現としてとても自然なDeepL翻訳

と言ったところでしょうか。

全体的なニュアンスをつかみたいならDeepL翻訳は最適な選択肢だと思います。日本語としておかしいと感じる表現が少なく、まるでネイティブかのごとくの表現力に脱帽するところも多々見受けられます。

Bingは、マイクロソフトが大好きな方か、Windowsをデフォルトで使っててブラウザで検索したらいつもBingなんですけど、これしか使えないんですよね?という方向けです。

Google翻訳は、ゲルマン系言語の翻訳は以前からよくできていたものの、日本語に関してはダメダメだった過去と比べれば飛躍的に進化し、不満はそう感じないレベルにまで到達してきています。ところがDeepL翻訳は毎日ブログを書くために英語記事を読んで翻訳作業をしている私が使ってみて、Google以上の上手な日本語レベルに非常に感心します。DeepL翻訳で海外サイトを日本語に自動翻訳して表示するサービスがあったら(Googleは最近エラーで動かないことが多いんですよね)、このブログの存在価値すら危ういという危機感すら覚えます。

DeepL翻訳のウェブサイトはこちらです。
https://www.deepl.com/translator

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