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時代はSwitch Liteハックへ

mamosuke

Switchの小型携帯専用版Switch Liteの初期ファームウェアにはバージョン8.0.1のものと8.1.1のものがあるようです。

Switch Liteには初代Switchのリカバリーモード(RCMモード)に存在する脆弱性が対策されたコードネームMarikoのチップが搭載されており、ウォームブートハックであるDejá Vu exploitが対策済みのファームウェアを搭載して発売されているため、現時点ではカスタムファームウェアであるAtmosphèreを起動する術は見つかっていません。

ゲーム機ハックは、常にその時々の最新ゲーム機がターゲットになってきていますので今の旬はSwitch Liteになります。今回Switchシーンの中心人物であるSciresM氏がツイッターで現状を報告していましたのでお伝えします。

Nintendo SwitchのハックはカスタムファームウェアであるAtmosphèreを起動させてHomebrewを実行するという形がゴールとして認知されています。他には一切方法がないというわけはないはずですがAtmosphèreという一度成功した前例が確立してしまったため、今後のハックも「いかにしてAtmosphèreを起動させるか」が目標に据えられます。

SciresM氏はSwitch Liteの中では最もバージョンの低い本体を手に入れて、Switch Liteで調査を開始しているようです。


Switch Lite 8.0.1オーナーになったことを誇れる日がついに来ました。面白い解析ツールがすぐに出てくると思います。

ヨーロッパで買えるところ教えてくれた皆さん、もう一度お礼言います。ありがとう。

(見た感じ、XJE10は8.0.1だけれどXJE70は違うみたいです)


Switch Liteのチャットで、ファームウェア8.1.1がどう違うのかということが分かるとありがたいです。

フォロワーさんの中で8.1.1のSwitch Lite、ハック可能なSwitch、BotW(ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)のカートリッジの3つ全部持ってる人いますか？

持っているという方はDM下さい。そういう方は非常に価値が高いのです。

このツイートにフォロワーが多数反応しました。具体的なゲーム名まで出ていたため、文脈からSwitch Lite 8.1.1のハックはAtmosphèreが動作するSwitchとゼルダBotWあればできると読めてしまうからです。ただ、残念ながらそういう話ではありませんでした。

SciresM氏のこのツイートによると、ゼルダBotWにはセーブデータexploitがあるわけではなく、Homebrew起動にも関係ないようです。

SciresM氏に何らかの質問をしたReboot_MS氏のツイートに対してSciresM氏は上記のように答えたのですが、Reboot_MS氏は「ガセニュースが拡散するとまずいので」と言って質問したツイート自体を消してしまってます。そのため彼が何をツイートしたのか今はもう確認ができませんが、ゼルダBotWはSwitch Liteハックには全く関係ないらしいです。ではなぜゼルダBotWを持ってる人を探したのかについては分かりません。

この後SciresM氏は8.1.1 Switch Liteのアップデータをハック可能なSwitchにローカルWi-Fi経由で送り込み、インストールしてダンプデータを取り出し8.1.1を調査しています。
その結果についてはまだ公表されていませんが、SwitchシーンがSwitch Liteに重心を移したことは間違いないようです。

現在ハックできていないものにはSwitch Lite以外にもバッテリー持続時間が伸びた新型Switchもありますが、Switch Liteはソフトウェアハック(ウォームブートハック)をターゲットにしているようですのでSwitch Liteがハックできれば必然的に新型Switchもハックできるはずです。そのだ見た目が異なるため安価でもあり目新しさのあるSwitch Liteを当面のターゲットにしているのだと思われます。

まだ具体的な動きには繋がっていませんので今すぐどうこうという流れにはならないと思いますが、ある程度解析が進んでいるSwitchですのでSwitch LiteでAtmosphèreが動作する日はそんなに遠くないと感じます。

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