PlayStation.Blogで、PlayStationの次世代PlayStation 5を2020年の年末商戦期に発売すると発表していました。
PlayStation 5 launches holiday 2020: https://t.co/VuaxUVoBaR #PS5 pic.twitter.com/MPkKyRaHio
— PlayStation (@PlayStation) October 8, 2019
何気に今まで仮称としてではありますがソニーの次世代機をPlayStation 5、通称PS5と呼んできました。今回名称が正式にPlayStationを引き継ぐPlayStation 5であると発表されたのは、実は大きなニュースです。
もともと次世代機は早くて2020年後半、年末商戦ではないかと予想できていましたが、発売時期が正式に発表されたことで今後新しい情報が少しずつ明らかになっていくでしょう。販売を軌道に乗せるには年末商戦期が最も適していますので、PS5の年末商戦発売は妥当な戦略です。
実際ユーザーが最も興味があるのは
・発売日
・価格
の2点だと思います。これらについては今後の発表待ちということになります。
今回発売時期以外には、小出しも小出しという感じですが、コントローラー(DUALSHOCK 5か)の情報だけが公表されました。
その内容は、以下です。
・コントローラーに2つの重要なイノベーションがある。
1) ハプティック技術を採用することによる振動機能の刷新
ハプティック技術は触覚技術とも言われ、プレーヤーに力、振動、動きを与えて皮膚感覚フィードバックを得る技術です。単に振動の大きさで表現するだけに留まらない新しい振動の感覚でゲームがプレイできます。
2) L2・R2ボタンをアダプティブトリガーに
アダプティブは聞き慣れない言葉ですが、マイクロソフトも実はXbox Adaptive Controllerという製品を発売しています。これは障害者向けにプログラム可能な大きなボタンが付いているのが特徴です。
このプログラム可能というのをL2/R2トリガーに採用することになります。障害者向けにではなく、ゲームデベロッパーがプレイヤーの取るアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能になるというもので、コントローラーを介した没入感をきょうかするものになります。
ハプティック技術もそうですが、ソニーはコントローラーを介してユーザーにゲームへの更なる没入感を得てもらうことをPS5の目的としているようです。
PlayStationというと、Xboxとのスペック争いになりそうなところですが、実際のPlayStation 5はまるで任天堂のような、プレーヤーのゲーム体験を重視する姿勢を今回示したのが興味深いところです。