GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.8.2をリリースしていました。
1週間前にもAtmosphère 0.8.1が出たばかりです。ここ数回ほどは毎週ビルド版アップデートが公開されている状況になっています。
今回は新機能実装ではなく基本的にはバグ修正となっています。
It's December's first June 15th today: Atmosphere 0.8.2 has released: https://t.co/GRMTOmTehu
This fixes a number of bugs, including "Key Derivation Failed" errors on boot, sleep mode compatibility with debugmode=1, and 1.0.0 compatibility.
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) December 8, 2018
変更内容は以下です。
・起動時に”Key Derivation Failed”とエラー表示される不具合の修正
・Switchファームウェア1.0.0で一部モジュールが動作しない不具合の修正
・デバッグモードが有効(BCT.iniでdebugmode=1)のときにスリープモードが機能しない不具合への対応
・その他安定性向上およびユーザー体験の向上